スキーやスノーボードが大好きな人向け映画。 Vol.2
前回の日記から視聴映画が増えたので、古いモノと新しいモノを分割してまとめます。
「スキーやスノーボードが大好きな人向け映画。 vol.1」
「Der Heilige Berg」(邦題:聖山)
1926年(ドイツ)
アーノルド・ファンク監督、約90年も前の山岳映画。
特殊撮影などまったく無かった時代で、ここまでの臨場感を表せるとは!
役者さんを筆頭に、スタッフさん達が怪我などしなかったんだろうかと心配になります。
スキーシーンはジャンプ競技あり、クロスカントリーありで楽しめます。
無声映画。
「Die weiße Hölle vom Piz Palü」(邦題:死の銀嶺)
1929年(ドイツ)
こちらも、アーノルド・ファンク監督の山岳映画。
この映画の大ヒットで昭和5年の雪山、スキーブームを巻き起こしたそうです。
昭和5年!? 歴史を感じます…。
世界で初めて冬山の航空撮影を行った映画だそうです。
こちらも無声映画。 終始クラシック音楽が流れています。
音声無くても全然楽しめます。
「Stürme über dem Montblanc」(邦題:モンブランの嵐)
1930年(ドイツ)
こちらも、アーノルド・ファンク監督の山岳映画。
ストーリーなんかあって無いような物で、映画としては?ですが、
映像が素晴らしい!
85年前の山スキーが堪能できます。
「銀嶺の果て」
1947年(日本)
こちらは日本の山岳アクション映画。
ちょっと古すぎて、なんとも言えないシーンが多いけど、
今から70年も前の、山スキーシーンなどは必見です。
「八甲田山」
1977年(日本)
新田次郎の小説を原作とする作品。
明治時代に発生した演習中の遭難事件を題材に、一部創作を加えた作品です。
高倉健、北大路欣也など名役者達の迫真の演技、真冬の八甲田で実際にロケを行ったリアルさ、今観ても全然色褪せません。
装備も知識も乏しい明治時代に、こんな凄まじい軍事演習が行われていたなんて、
改めて、現代の文明の利器に感謝すると共に、先駆者達の努力と情熱に敬意を払いたいと思わせる良作です。
「植村直己物語」
1986年(日本)
冒険家「植村直己」の生涯を描いたお話。
映画を観て初めて知りましたが、凄いおじさん!
「Alive」(邦題:生きてこそ)
1993年(アメリカ)
1972年にウルグアイで実際に起きた飛行機遭難事故を描いた作品。
厳寒の雪山で、72日もの間遭難し、いかに生還したか。
色々考えさせられます…。
「Touching the Void」(邦題:運命を分けたザイル)
2003年(イギリス)
アンデス山脈の雪山で遭難した2人の若者。
本人へのインタビューと俳優の再現映像で描かれた作品なので、生還する事はわかっているのですが、
ホントにこのインタビューに答えている人は生還できたのか!?とドキドキさせられる作品。
雪山で、骨折して、仲間にザイルを切られて、クレバスに落ちて、水も食料もない。
さて、どうします?
「Into the Wild」(邦題:イントゥ・ザ・ワイルド)
2007年(アメリカ)
スキーや山岳には関係ないけれど、冒険的要素は山に通ずるモノあり。
実話を基にした作品だというのが凄い。
本当の幸せとは何か? アラスカに向かった青年は如何に?
文明を嫌い、自然に還ろうとアラスカでサバイバルを始めますが、
皮肉なことに文明の利器に助けられ、最後には…。
「Nordwand」(邦題:アイガー北壁)
2008年(ドイツ)
ベルリンオリンピック直前、アイガー北壁へ挑む若者2名の史実に基づいたお話。
山岳の歴史は、戦争の歴史でもある事を痛感させられます。
「劔岳 点の記」
2009年(日本)
新田次郎の小説を原作とする作品です。
明治時代、北アルプス立山連峰にて行われた山岳測量プロジェクトのお話。
地図ってこうやって作られていたのですね、凄い!
vol.3に続く。
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「スキーやスノーボードが大好きな人向け映画。 vol.1」
「Der Heilige Berg」(邦題:聖山)
1926年(ドイツ)
アーノルド・ファンク監督、約90年も前の山岳映画。
特殊撮影などまったく無かった時代で、ここまでの臨場感を表せるとは!
役者さんを筆頭に、スタッフさん達が怪我などしなかったんだろうかと心配になります。
スキーシーンはジャンプ競技あり、クロスカントリーありで楽しめます。
無声映画。
「Die weiße Hölle vom Piz Palü」(邦題:死の銀嶺)
1929年(ドイツ)
こちらも、アーノルド・ファンク監督の山岳映画。
この映画の大ヒットで昭和5年の雪山、スキーブームを巻き起こしたそうです。
昭和5年!? 歴史を感じます…。
世界で初めて冬山の航空撮影を行った映画だそうです。
こちらも無声映画。 終始クラシック音楽が流れています。
音声無くても全然楽しめます。
「Stürme über dem Montblanc」(邦題:モンブランの嵐)
1930年(ドイツ)
こちらも、アーノルド・ファンク監督の山岳映画。
ストーリーなんかあって無いような物で、映画としては?ですが、
映像が素晴らしい!
85年前の山スキーが堪能できます。
「銀嶺の果て」
1947年(日本)
こちらは日本の山岳アクション映画。
ちょっと古すぎて、なんとも言えないシーンが多いけど、
今から70年も前の、山スキーシーンなどは必見です。
「八甲田山」
1977年(日本)
新田次郎の小説を原作とする作品。
明治時代に発生した演習中の遭難事件を題材に、一部創作を加えた作品です。
高倉健、北大路欣也など名役者達の迫真の演技、真冬の八甲田で実際にロケを行ったリアルさ、今観ても全然色褪せません。
装備も知識も乏しい明治時代に、こんな凄まじい軍事演習が行われていたなんて、
改めて、現代の文明の利器に感謝すると共に、先駆者達の努力と情熱に敬意を払いたいと思わせる良作です。
「植村直己物語」
1986年(日本)
冒険家「植村直己」の生涯を描いたお話。
映画を観て初めて知りましたが、凄いおじさん!
「Alive」(邦題:生きてこそ)
1993年(アメリカ)
1972年にウルグアイで実際に起きた飛行機遭難事故を描いた作品。
厳寒の雪山で、72日もの間遭難し、いかに生還したか。
色々考えさせられます…。
「Touching the Void」(邦題:運命を分けたザイル)
2003年(イギリス)
アンデス山脈の雪山で遭難した2人の若者。
本人へのインタビューと俳優の再現映像で描かれた作品なので、生還する事はわかっているのですが、
ホントにこのインタビューに答えている人は生還できたのか!?とドキドキさせられる作品。
雪山で、骨折して、仲間にザイルを切られて、クレバスに落ちて、水も食料もない。
さて、どうします?
「Into the Wild」(邦題:イントゥ・ザ・ワイルド)
2007年(アメリカ)
スキーや山岳には関係ないけれど、冒険的要素は山に通ずるモノあり。
実話を基にした作品だというのが凄い。
本当の幸せとは何か? アラスカに向かった青年は如何に?
文明を嫌い、自然に還ろうとアラスカでサバイバルを始めますが、
皮肉なことに文明の利器に助けられ、最後には…。
「Nordwand」(邦題:アイガー北壁)
2008年(ドイツ)
ベルリンオリンピック直前、アイガー北壁へ挑む若者2名の史実に基づいたお話。
山岳の歴史は、戦争の歴史でもある事を痛感させられます。
「劔岳 点の記」
2009年(日本)
新田次郎の小説を原作とする作品です。
明治時代、北アルプス立山連峰にて行われた山岳測量プロジェクトのお話。
地図ってこうやって作られていたのですね、凄い!
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コメント
西ドイツ映画のファイヤーアンドアイス、アメリカ映画のホットドッグもぜひぜひ仲間に入れてあげてくださいね。
2015-12-07 20:04 鷹 URL 編集
Re: タイトルなし
ご紹介ありがとうございます。 さっそく観賞してみます。
タイトルでイングヴェイかと思いました(笑)
2015-12-07 21:34 オオカワ URL 編集
ファイヤー・アンド・アイス
この人は007シリーズのスキーシーンの撮影などで活躍された方で、かつ、ドイツのスキーウェアのボグナーの創設者でもあります。
主演はロジャー・ムーアやジョージ・レーゼンビーのスタントを務めたカナダ人のジョン・イーブスです。
残念ながら、日本盤dvdは発売されていません。
私のブログでも紹介しているので、よかったらごらんください。
2015-12-08 16:32 鷹 URL 編集
日本版DVD、発売されていないのですね。
残念です…。
2015-12-11 15:57 オオカワ URL 編集