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初登山、月山神社はホントにあるのか!? ~遭難編 【10-11 44日目 2011/6/17】

崖から先は
「金姥」
と呼ばれている辺り。

なだらかな登山道はまるでハイキング。

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なんか、賽銭箱だけあった。

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さらに進むと、

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月山への道しるべ。

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カエルさん発見!

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ちょっと険しくなってきたと思ったら

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また、雪で登山道が途切れた!

しかたなく、また雪道登山をすると
またまた途切れ目は

「崖」

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はいはい、もう慣れました。
ここまで来たら、どんな難関でも受けて立ちます。
もう、月山神社の事しか頭にありませんから。

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再び登山道を進みますが
なんだか道がどんどん険しくなります。

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これは、山頂が近いって事なのか!?

※ガスっててまったく先が見えません。
 もちろん山頂がどっちだかもまったくわかりません。

さらに進むと



また

「崖」

ま、もう雪の崖の上り下りにも楽しめる余裕すらできました。

ところが、この崖、どーもさっきまでと様子が違います。
姥ヶ岳山頂からずーっと思ってた事なんですが

周囲数キロにわたって、人の気配すら感じられません!

この日の午後はおそらく登山している人がいなかったと思われ。
ま、辺り一面ガスだらけ、まだまだ残雪があり
平日だし午後から登る人なんていませんよねぇ。

そんな寂しい月山登山だったのですが
この崖
人の足跡があるんです!!

おぉ!

なんかとても嬉しい!

人の存在を忘れかけたわたくしめ。
なんだかとても元気になり
行けども行けども山頂は見えず、
不安と疲労でヤラレかけてた頃だったので
なんだか助けられた気分。

足跡がちょうど階段みたいになり
ありがたく踏ませていただき崖を登りはじめました。

しかし!!

なんだかおかしいぞ!

もしかして…

あっ!

横のまっさらな雪面に自分のスキーブーツを押し付けてみました!

嗚呼…!!

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まるっきり一緒!!

こんな所にロシニョールの29cmのスキーブーツで登山している人が
たまたまいるわけありません!!

「ありのまま今起こったことを話すぜ」

リアルポルナレフです!

ってか、ホントにポルナレフになってしまいました。

ってか、笑えません。
血の気がサーっとひいていくのがわかります。

だって、山頂目指してまっしぐらなんですよ。
一度たりとも後退はしておりません。

それが、それが、それが…!!

嗚呼…!!

12:30に出発し
時刻は14:30くらいの出来事でした。

事前の情報では
月山登山は初心者でも全然余裕で
リフト上駅から片道1時間半程度の簡単な登山

のはずでした。

やはり
このガスの中じゃ無謀だったのか!?
しかも、スキーブーツだし…。

日没になっちゃマジヤバいので、下山も考えましたが
そもそも、上を目指して登ってたのに
同じ道に舞い戻っている現状で下山なんかできるのか!?

ここで再び

「遭難」

の二文字が頭をよぎりました。

いや、前回の遭難は視界は良好だったし
斜面を下りれば、最終的にどこかに辿り着く予感があったので
そこまで深刻じゃありませんでした。

しかし、今回は視界不良ですでに山の中。
装備も軽装で日没まであと数時間。

どーしましょ?マジで…。


…つづく。

※この日記、あくまで「スキー日記」です。
                     
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