夏スキー&スノーボードのトイレ問題。

今シーズンより観光センターに見慣れない自動販売機が設置されました。
右側は登山などの際に便利な行動食、左側は…、
「携帯トイレ」の自動販売機です。
携帯トイレ、その名の通り携帯出来るトイレ?
さて、どんなモノなのでしょう!?
乗鞍高原内には沢山の散策スポットがありますが、
広大な観光エリアに対して公衆トイレは多くありません。
トイレ設置には莫大な費用も掛かるし、
冬場の気象条件が厳しいので維持メンテナンスも難しいのでしょう。
それでも人が訪れれば“トイレ問題”は必ず起こります。
少数であれば自然のままになんてのもまかり通るのかもしれませんが、
多くの観光客が訪れればそうもいきません。
そこで、乗鞍高原内には簡易的なトイレブースの設置を推進されているそうです。
現在5ヶ所の“携帯トイレ専用ブース”があるそうで、
個室内は洋式の便座風トイレとなっています。
ただし、この“携帯トイレ専用ブース”そのまま用を足す事は出来ません。
ブース内のイスに携帯トイレのビニールシートをセットして薬剤を入れます。
シート内に用を足してビニール袋を持ち帰るという仕組みです。
薬剤のおかげで匂いは気にならないそうです。
持ち帰り燃えるゴミとして処理してもいいし、
観光センターには専用の改修ボックスも設置されています。
只今乗鞍高原ではトイレに関するアンケート回答で、
携帯トイレ「ほっ!トイレ ミニ」3個セットをプレゼント中です。

アンケートに答えていただいて来ました。
残念ながら、現在設置されているブースは高原内なので未体験、
わたくしめまだ未知の世界です。

登山やトレッキングなどアウトドアで行う山遊び、楽しいですよね。
乗鞍大雪渓での夏秋スキー&スノーボードも山遊びの一種。
スキー場では無いので様々なデメリットはありますが、それも山遊びと捉えれば楽しみの一環。
唯一クリア出来ないデメリットを上げるとすれば、トイレの問題です。
バス停前で滑れる8月中旬くらいまではトイレが近いのでどうにかなります。
しかし、
雪渓下部の雪融けで上のエリアに上がると、すぐに行ける距離にトイレは無くなります。
この問題が嫌で8月以降乗鞍に来られない方も多くいらっしゃいます。
この携帯トイレの理解と普及が進めば、山遊びのトイレ問題も少し改善されるかな。
でも第3ステージに携帯トイレブースが設置される事は無いだろうな(笑)

折り畳みのこんな椅子を購入して岩場に隠しておけば、携帯トイレブースになるかも(笑)
山とトイレの問題、難しい問題ですね。
乗鞍大雪渓で夏スキー・夏スノーボード【取扱説明書】

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