チームスプリングバンク谷川岳アドベンチャー編。
【19-20シーズン 111日目】 天候:晴れ
3/19(木) 谷川岳でスキー。
本日はお隣群馬県に遠征です。
下道行脚だと朝が物凄く早くなってしまうので、
数年ぶりに高速道路に突撃してみました。
色々な意味で(車が分解破裂するんじゃないかとか)恐ろしい移動でした(笑)

目的地は谷川岳ベースプラザ。
TJと言えば、バンクドスラロームの聖地であり、
BCエリアも険しいイメージがありハードルが高すぎて訪れた事がありませんでした。
今回はチームスプリングバンクからのお誘いをいただき、
エキスパートな皆さんについていけるか不安でしたが、
意を決してTJ初見参となりました。

TJの朝はのんびりしております。
ロープウェイ始発10分前でやっとチケットの販売が始まりました。
お客さんはほぼ“登山客”、スキーヤーやスノーボーダーは少数でした。
降雪があった昨日はもっと殺伐としていたのかな?

我々は片道券を購入して初谷川岳ロープウェイへ。
厳密には、前橋っ子は小学生の遠足で訪れているはずなので、初めてではないのですが、
あまり記憶には無く、当時はまだ今のフニテルではなかったはず。
フニテルは蔵王以来2回目です。

さぁ、天神平のスキー場へ降り立ちました。
リフトは使わず、登山口からスタートします。
周りはほぼ雪山登山の方ばかり、
パウダー狙いなら昨日か一昨日ですよね…、
本日は絶好の登山日和、我々もハイクを楽しみます。

いきなり急登でTJの洗礼を受けます…。

目指すは谷川岳の頂上。
こんな所でテント泊されている方もいらっしゃるのですね。
ご来光登山でもされていたのか!?

急登あり、アップダウンあり、
シール登行でのツリーランはほぼ経験なく苦戦しました。

更に、
急な下り、岩場、氷もあり…。
こりゃシール登行じゃ無理です。
チームスプリングバンクからのお誘いの時点で冒険BCになるだろうと予感していました(笑)
ただ、装備はかぐらでの通常仕様、
ちょっと勉強不足でした…。

冒険野郎H氏がアイゼンをお貸しして下さいました。
ありがとうございます!
シールだけで問題ないと勝手に自己判断してしまいました。
ブーツ用と板用、どちらも所有しているのに不携帯。
まさかアイゼンが必要な場所に訪れるとは…。
持っていても持って来なければ意味が無い、反省…。

冒険野郎H氏はツボ足でスタスタと登っていきます。
何故かスキーとスプリットボードを担いで(笑)
H氏にとって標高2,000メートル以下のエリアは近所の公園みたいなモノなのでしょう。

スキーを担いで登るのは、スキー歴2年目で月山に訪れた時以来だな。
ちゃんとしたBCでは初めて。

氷や岩場じゃなくても、急登はシールだと厳しいです。
かぐらBCの穏やかな斜面に慣れちゃったので、ヘトヘトになりました。

しばらく登っていたら、
ムムム…!?
あれは…!?

おぉ、
一際輝いて観えるあの山は苗場山と神楽峰。
TJから望むKG、美しい…景色に癒されます。。

背後には赤城山、武尊山、
遠くには日光白根や至仏山、浅間山などなど、群馬の山々がグルーっと見渡せます。
ノルン水上や奥利根、宝台樹などのスキー場も確認できました。

新潟県側の何もない山間に変な建造物があるぞ!?

何だろうと調べてみたら、
関越自動車道の排気用煙突だそうです。
約11キロメートルもある長いトンネルなので排気口が必要だそうで。
立地的に、地上から造るのが難しくトンネル内から建造されたので、
無骨なコンクリート打ちっぱなしなのだそうです。
ここまで登って来なければ観られない関越排気口。
今更ながら谷川岳を貫通している関越道や上越線って凄いなぁと感動しました。

谷川岳山頂トマの耳に到着。

山頂の絶景で小休憩。
天気が良くて気持ちいい!

お隣オキの耳の奥には越後三山。
オキの耳の方が若干標高が高いからあちらが山頂なのかな?

そしてトマの耳眼下にはマチガ沢。
毎年、夏まで滑られている猛者が通う雪渓。
今年はこの積雪量だと夏までは厳しいのかな…。
それにしても、雪崩の巣窟であり崖みたいなこの斜面、
左側からはスキーヤー、右側からはスノーボーダーの滑走ラインが残されていました。
恐ろしいなぁと眺めておりましたが、

このお方は、
気持ち良さそうだなぁ、イっちゃおうかなぁ…、
という目でウットリと眺めている(笑)

今回は違う斜面をいただきます。

昇温と日差しで雪質には全く期待していませんでしたが、
結構板が走っています!!

おぉ、さいこ~!!

さすがにパウダーとは呼べませんが、
想像より走る雪でいい斜面を楽しめました。

この辺までは。

標高を落とせば落とすほど、雪が重すぎてターン出来ない。
それなのに、ドンドン斜度がキツくなる。
何より、
雪崩とクラックが恐ろしくてまともに滑れませんでした。
ビビりながら降りてくるのがやっと…。

冒険野郎H氏は奇声を上げながら軽快に楽しんでおられました。
やっぱりこのお方にとってはこんなの近所の公園なのでしょう(笑)

わたくしめにはスゴいとこ滑ってきたな…としか思えない…。

想定していましたが、雪上なのはこの辺まで。

沢底に穴が開いているとかではなく、ボトムは完全に川です。
例年のこの時季ならベースまで多分雪なのでしょうね。
この沢が全部雪だったら楽しそうだなぁ。

今年は、藪漕ぎあり、岩場の下りあり、
チームスプリングバンクらしいアドベンチャーでした。

スキーとスノーボードを担ぎ、楽しそうに沢渡りをするH氏。

スキーブーツで川を渡るのは初めてです(笑)

山菜を摘みながら下山するのもいいね。

無事下山しました。
チームスプリングバンクの皆様、ありがとうございました。
雪山登山あり、沢下りあり、こんな冒険BC意外と好きです(笑)
天気が良く絶景を堪能でき最高でした。
次訪れる時はパウダーも狙いたいね!
スキー場発表積雪量:210cm
使用板:DPS / CASSIAR F95 Foundation
ビンディング:FRITSCHI / Tecton12
ストック:Black Diamond / Carbon Probe Ski Pole
ブーツ:K2 / PINNACLE 130

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3/19(木) 谷川岳でスキー。
本日はお隣群馬県に遠征です。
下道行脚だと朝が物凄く早くなってしまうので、
数年ぶりに高速道路に突撃してみました。
色々な意味で(車が分解破裂するんじゃないかとか)恐ろしい移動でした(笑)

目的地は谷川岳ベースプラザ。
TJと言えば、バンクドスラロームの聖地であり、
BCエリアも険しいイメージがありハードルが高すぎて訪れた事がありませんでした。
今回はチームスプリングバンクからのお誘いをいただき、
エキスパートな皆さんについていけるか不安でしたが、
意を決してTJ初見参となりました。

TJの朝はのんびりしております。
ロープウェイ始発10分前でやっとチケットの販売が始まりました。
お客さんはほぼ“登山客”、スキーヤーやスノーボーダーは少数でした。
降雪があった昨日はもっと殺伐としていたのかな?

我々は片道券を購入して初谷川岳ロープウェイへ。
厳密には、前橋っ子は小学生の遠足で訪れているはずなので、初めてではないのですが、
あまり記憶には無く、当時はまだ今のフニテルではなかったはず。
フニテルは蔵王以来2回目です。

さぁ、天神平のスキー場へ降り立ちました。
リフトは使わず、登山口からスタートします。
周りはほぼ雪山登山の方ばかり、
パウダー狙いなら昨日か一昨日ですよね…、
本日は絶好の登山日和、我々もハイクを楽しみます。

いきなり急登でTJの洗礼を受けます…。

目指すは谷川岳の頂上。
こんな所でテント泊されている方もいらっしゃるのですね。
ご来光登山でもされていたのか!?

急登あり、アップダウンあり、
シール登行でのツリーランはほぼ経験なく苦戦しました。

更に、
急な下り、岩場、氷もあり…。
こりゃシール登行じゃ無理です。
チームスプリングバンクからのお誘いの時点で冒険BCになるだろうと予感していました(笑)
ただ、装備はかぐらでの通常仕様、
ちょっと勉強不足でした…。

冒険野郎H氏がアイゼンをお貸しして下さいました。
ありがとうございます!
シールだけで問題ないと勝手に自己判断してしまいました。
ブーツ用と板用、どちらも所有しているのに不携帯。
まさかアイゼンが必要な場所に訪れるとは…。
持っていても持って来なければ意味が無い、反省…。

冒険野郎H氏はツボ足でスタスタと登っていきます。
何故かスキーとスプリットボードを担いで(笑)
H氏にとって標高2,000メートル以下のエリアは近所の公園みたいなモノなのでしょう。

スキーを担いで登るのは、スキー歴2年目で月山に訪れた時以来だな。
ちゃんとしたBCでは初めて。

氷や岩場じゃなくても、急登はシールだと厳しいです。
かぐらBCの穏やかな斜面に慣れちゃったので、ヘトヘトになりました。

しばらく登っていたら、
ムムム…!?
あれは…!?

おぉ、
一際輝いて観えるあの山は苗場山と神楽峰。
TJから望むKG、美しい…景色に癒されます。。

背後には赤城山、武尊山、
遠くには日光白根や至仏山、浅間山などなど、群馬の山々がグルーっと見渡せます。
ノルン水上や奥利根、宝台樹などのスキー場も確認できました。

新潟県側の何もない山間に変な建造物があるぞ!?

何だろうと調べてみたら、
関越自動車道の排気用煙突だそうです。
約11キロメートルもある長いトンネルなので排気口が必要だそうで。
立地的に、地上から造るのが難しくトンネル内から建造されたので、
無骨なコンクリート打ちっぱなしなのだそうです。
ここまで登って来なければ観られない関越排気口。
今更ながら谷川岳を貫通している関越道や上越線って凄いなぁと感動しました。

谷川岳山頂トマの耳に到着。

山頂の絶景で小休憩。
天気が良くて気持ちいい!

お隣オキの耳の奥には越後三山。
オキの耳の方が若干標高が高いからあちらが山頂なのかな?

そしてトマの耳眼下にはマチガ沢。
毎年、夏まで滑られている猛者が通う雪渓。
今年はこの積雪量だと夏までは厳しいのかな…。
それにしても、雪崩の巣窟であり崖みたいなこの斜面、
左側からはスキーヤー、右側からはスノーボーダーの滑走ラインが残されていました。
恐ろしいなぁと眺めておりましたが、

このお方は、
気持ち良さそうだなぁ、イっちゃおうかなぁ…、
という目でウットリと眺めている(笑)

今回は違う斜面をいただきます。

昇温と日差しで雪質には全く期待していませんでしたが、
結構板が走っています!!

おぉ、さいこ~!!

さすがにパウダーとは呼べませんが、
想像より走る雪でいい斜面を楽しめました。

この辺までは。

標高を落とせば落とすほど、雪が重すぎてターン出来ない。
それなのに、ドンドン斜度がキツくなる。
何より、
雪崩とクラックが恐ろしくてまともに滑れませんでした。
ビビりながら降りてくるのがやっと…。

冒険野郎H氏は奇声を上げながら軽快に楽しんでおられました。
やっぱりこのお方にとってはこんなの近所の公園なのでしょう(笑)

わたくしめにはスゴいとこ滑ってきたな…としか思えない…。

想定していましたが、雪上なのはこの辺まで。

沢底に穴が開いているとかではなく、ボトムは完全に川です。
例年のこの時季ならベースまで多分雪なのでしょうね。
この沢が全部雪だったら楽しそうだなぁ。

今年は、藪漕ぎあり、岩場の下りあり、
チームスプリングバンクらしいアドベンチャーでした。

スキーとスノーボードを担ぎ、楽しそうに沢渡りをするH氏。

スキーブーツで川を渡るのは初めてです(笑)

山菜を摘みながら下山するのもいいね。

無事下山しました。
チームスプリングバンクの皆様、ありがとうございました。
雪山登山あり、沢下りあり、こんな冒険BC意外と好きです(笑)
天気が良く絶景を堪能でき最高でした。
次訪れる時はパウダーも狙いたいね!
スキー場発表積雪量:210cm
使用板:DPS / CASSIAR F95 Foundation
ビンディング:FRITSCHI / Tecton12
ストック:Black Diamond / Carbon Probe Ski Pole
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