簡単アク抜き、ワラビが満開。

裏山の山菜はそろそろ終了かな。
標高が低い里山の植物はすっかり春から夏モードです。
コゴメの森の植物達は、膝から腰くらいまで成長しており、
普通に歩けたとこも突入を躊躇してしまいます。
もちろん場所を移動したり、標高を上げればまだまだ山菜は楽しめます。

標高が低い里山は、ワラビの旬を迎えました。
晩春から初夏にかけて、春の山菜としてはちょっと遅めにやって来るワラビ。

初モノをちょこっと採取してきました。

ワラビのアク抜きは面倒くさいイメージでしたが、
そんなに難しくはありません。

良く洗ったワラビに重曹を付けて、

熱湯をかけて、

一晩置くだけ。
今のところ、この方法で失敗はありません。
失敗例は、
アク抜きが不完全だと、かなり苦い。
ワラビのアクは毒なので食べ過ぎ注意。
逆に重曹が多すぎたりすると、融けちゃうなんて話も聞きます。
融けないまでも、柔らかすぎたり風味が消えたら台無しです。
色々な方法があり、試行錯誤しましたが、
これが一番簡単で失敗がない。
重曹の量もワラビの端に付けるだけなので、量る必要もありません。

アク抜き汁を捨てて、水洗いし、切り分けます。
ワラビの穂先は食べない地方もあるそうで、食感は好みですね。
ワラビのアクは発癌性があるなど毒である事は間違いないと思うのですが、
穂先の方がアクが強いらしい? でも、茎にも毒はあるはずで、
きちんとアク抜きしてあれば問題なく食せるはず。
全国どこでも食べられる山菜の水煮を使った山菜そばとか、
普通に穂先も入っているし、
穂先ばかり食べ過ぎなければ気にするほどでもないのかなと。

調味料と和えて完成。

ワラビのめんつゆ漬け。

ワラビのピクルス。
さいこ~!!
どの山菜とも似ていない、独特の食感がたまりません。
簡単アク抜きなのに、風味とネバリもしっかり活きています。

もう少し大量採取しようと、別の裏山へ。
木の芽の群生地でしたが、アケビはすでにかなり成長しております。
まだ食べられそうな新芽を摘んできて食しましたが、半分木になっていた(笑)

予想通り、ワラビの群生地でもありました。
採っても採っても採り切れないほどある(笑)

蛇にヤラれないように注意が必要です。

新鮮なうちに下処理をします。
アク抜きしたワラビ汁は綺麗な緑色。
美味しそうだけど、アク抜き汁だから毒だよね(笑)??

半分お裾分けしてもまだこんなにある。

調味料漬けにして冷凍保存します。
これで旬が過ぎても山菜料理が堪能できます。

にほんブログ村
- 関連記事
-
- マチガ沢は3連荘が限界。 (2022/07/05)
- 冷凍保存で夏を乗り切る。 (2020/07/26)
- 山菜にも個性があるのだ。 (2020/06/11)
- 山菜ナポリタンと山菜カレー。 (2020/06/07)
- 絶品! ネマガリダケの筍ご飯。 (2020/06/05)
- 絶品! ウドとタラの芽のアヒージョ。 (2020/05/30)
- 幻の山菜シオデなのか。 (2020/05/28)
- 簡単アク抜き、ワラビが満開。 (2020/05/24)
- 絶品! 独活筍水団汁!! (2020/05/16)
- ウドが旬を迎えました。 (2020/05/14)
- 春の妖精、春の女神。 (2020/05/10)
- 山菜四天王、コシアブラご飯の季節になりました。 (2020/05/08)
- 雪国のご馳走、木の芽蕎麦。 (2020/05/06)
- 青いこごめと赤いこごめ。 (2020/05/04)
- 春の風物詩、スキー場のふきのとう。 (2020/05/02)