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妄想乗鞍大雪渓2020年夏。



例年であればコブのトップシーズンを迎えている時季となっております。
しかし、
今年は特殊なシーズンであり…、
最後に滑ったのが4/17、3ヶ月も滑れない日々が続くなんて…嗚呼!!

一般人からすれば3ヶ月くらいどうという事はないのかもしれませんが、
毎年9月か10月まで、年間200日以上滑走する者の苦しみは一般人には解らないだろうな(笑)
ただ、今は我慢するしかない。

まだまだとてもスキー&スノーボードモードになれるはずもなく、
20-21シーズンが無事開幕できる事を祈るしかありません。

7月と言えば、月山にお別れをして乗鞍の本格的なシーズンが始まるコブが一番楽しい季節。
自宅から乗鞍への道中で必ず立ち寄っていたのが安曇野のとんかつ屋さん。
嗚呼…、今年はとんかつも食べられないなぁと思っていましたが、

そうだ、
今春、山菜の天ぷらをきっかけに揚げ物デビューしたのであった。
自分で作ればいいじゃないか。



初めてでもネットで検索すれば大丈夫。
インターネットが無ければ多分料理なんてやらなかったであろう。
初心者にやさしい時代で良かった(笑)



普通に美味い!!

自分で作ればボリュームも自分流に、
湯沢の某有名店みたいに量が少なくてガッカリ…なんて事もない!
ご飯3合炊いたけど足りなかったな(笑)



とんかつがそれ程難しくなかったので、もうあれに挑戦するしかない!
注文してから厨房から聞こえてくる肉を叩く音、
まずはあの音を想像し再現してみます。



叩いた鶏肉を秘伝のタレに漬け込みます。
もちろんレシピを聞いた訳ではないので想像で作ったタレですが。



一晩寝かせて片栗粉をまぶします。



油で揚げます。

油の温度はまずは低温、160℃前後でじっくり揚げて、
一度油から取り出してから休ませます。
その間に余熱で火が通るようです。

そして、油の温度を上げて、200℃前後で二度揚げ。
焦がさないように裏返しつつ短時間で。
400g近くある鶏のもも肉を丸揚げなので、菜箸で裏返すのはちょっと大変です。



信州の郷土料理“山賊焼き”の完成。



乗鞍高原喫茶メープルの“山賊焼き定食”を再現。
メインのおかずと小鉢2つもメープル流。

さいこ~!!

もちろんメープルの味には敵いませんが、
かなり近い味になったぞ。
そして、ボリュームだけはメープル以上、自作って最高(笑)



もうこれは、あれにも挑戦するしかない。
あれ、とはもちろん“から揚げ定食”です(笑)

山賊焼きの仕込みと似ていますが、
タレの調合を少し変えました。
肉を叩いてタレに漬けるのは同じ。
でも、から揚げなので(衣に味を付けるから)漬け込みは数時間にしておきました。



市販の唐揚げ粉なんて使わなくても家にあるモノで粉は調合できます。



油で揚げる工程は山賊焼きと同じ。
ってか、調理の工程ほとんどが同じ(笑)

から揚げと山賊焼きの違いって??

山賊焼きは長野県中信地方の郷土料理です。
鶏のもも肉をニンニクや玉ねぎを効かせた醤油タレに漬け込み、
片栗粉をまぶして油で揚げる料理。
定義は色々ありそうですが、鶏の1枚肉でデカいイメージが自分の中にはあります。

から揚げは、下味を付けた食材に小麦粉と片栗粉をまぶして油で揚げる、
鶏の場合、一口大程度のサイズが一般的だと思います。



しかし、
メープルの鶏のから揚げは特大サイズ。
牛乳瓶ほどのサイズ、もちろん忠実に再現しました(笑)
※メープルのから揚げは胸肉かも?今回はもも肉です。



メープル風、“から揚げ定食”の完成。

さいこ~!!

スーパーの特売品、格安鶏肉なのに、こんなに美味しくていいの!?
鶏肉の安さと自炊のコスパにもビックリです。

乗鞍大雪渓の妄想をしながら、乗鞍風料理で楽しむ。
これが乗鞍魂。
離れていても心は雪上です。

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