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スキレットでスーパーのお肉を極上ステーキに。



自炊生活を始めて約1年、
今までフライパン調理といえば、テフロンなどのフッ素樹脂加工のフライパンしか使用した事がありませんでした。

ふと調理器具の事を色々調べていましたら、
フッ素樹脂加工フライパンの使い捨て感覚(丁寧に使用しても数年しかもたない耐久性。)や、
フッ素樹脂自体の人体への影響など、何だか自分には合わないなと思い始め、
鉄の中華鍋を購入し、一生付き合える調理器具への愛着が湧いてきました。

使い勝手もいいし、あの育てていく感覚がとても楽しい。
ただ、
中華鍋は大きすぎてちょこっと調理や平らな面で焼きたい料理などには不向き。

これは鉄のフライパンも欲しいなぁと。
しかし、
良さそうだなと狙っている鉄フライパンは数万円もする高級品。
料理初心者がいきなり高級品に手を出しても宝の持ち腐れかも…。



って事で、安価なスキレットを購入。

スキレット、鋳鉄製の小さなフライパン。
メリットは、
本体の厚さと素材の特性上、熱がゆっくり均等に素材に伝わる。
熱伝導が抜群で分厚くて蓄熱性もあるので熱々が長持ちする。
デメリットは、
重い!!
メンテナンスが必要である。

デメリットの重い所は、煽る調理など以外ではそれほど気にはなりません。
メンテナンスをする事により一生使えるのはメリットにもなります。

購入後まずは最初のメンテナンスである“シーズニング”を行います。

手順は、鉄のフライパンとほぼ同じ。

1.食器用洗剤でガシガシ洗う。
2.ガンガン火にかけ煙が出るまで熱する。
3.全体にオリーブオイルを満遍なく塗る。
4.完全に冷めた事を確認して水で洗う。
5.2~4を数回繰り返す。
6.たっぷり油を入れて捨て野菜を炒める。
7.完全に冷まして水洗いし、強火にかけて水分を飛ばして油を塗る。

通常使用では今後一切洗剤の使用は不可ですが、
(洗剤を使用した場合は1.からやり直し。)
逆に焦げ付きが酷い場合などは、洗剤やたわしでガシガシやって再びシーズニングすれば、
リセット出来るというメリットも。
フッ素樹脂加工のフライパンでそんな事をしたらお終いです。

ガンガン使えて、メンテナンスをしっかりすれば一生使える。
そこがいい!!



捨て野菜を炒める所で少しつまずきました。
捨てる野菜が無い(笑)
動画とかで検索したら、皆さんまだ食べられそうな野菜で行っていますが、
それはちょっとなぁ…と。

やっと捨てる部位がある野菜を調理する機会が巡ってきたので、
無事シーズニングを終える事が出来ました。
ちなみにこの工程は鉄臭さを消す為の工程なので、
炒めた野菜を食べるのであれば捨て野菜でなくても構いません、鉄臭いと思うけど(笑)



さっそく肉を焼くぞぉ!!

肉は冷蔵庫から出してすぐに焼くのではなく、常温に戻してから焼きます。
そして塩胡椒は焼く直前に。
最近ハマっているクレイジーソルトとクレイジーガーリックで下味を付けます。



テフロンフライパンとの違いは、
先ずは強火でガンガン空焚き、煙が出るくらいまで。
十分熱されたら火を弱め多めの油で調理開始。

きちんとシーズニングされたスキレットは食材がくっつきません。
仮に焦げ付いてもガシガシ洗えば問題なし。



余熱で火が通るので、ちょっと早めに火から下ろします。



自家製カッテージチーズをトッピングしちゃおう。



スキレットのいい所、
そのまま食卓に上げて、ナイフやフォークで手荒に扱っても問題なし。
また、蓄熱性が高いのでアツアツの状態をしばらくキープできます。



さいこ~!!

初めてなので焼き加減はまだまだ修行が必要だけど美味~い!!

使用後のメンテナンスは、
1.完全に冷めるまで放置。
2.たわしで水洗い。
3.火にかけて水分を完全に飛ばす。
4.オリーブオイルを全体に塗る。

以上、そんなに面倒ではない。

高温はダメ、傷をつけてもダメ、軟弱なフッ素樹脂加工のフライパン、
そんな繊細な子を過保護に育ててもたった数年の寿命…。
そして人体にあまり好影響と思えない物質を取り込むリスク。

堅牢頑強な鉄製品ならガンガン使えて鉄分補給まで出来てしまう。
きちんとメンテナンスして育ててやれば一生モノ。
道具に愛着が湧くと料理が益々楽しくなります。

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