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ランドーの運行に湯沢の未来を占う。

20-21シーズン 40日目 天候:小雪~晴れ
1/11(月) ガーラ湯沢スキー場&湯沢高原スキー場でスノーボード。





本日は始発シャトルバスでガーラ湯沢へ。
ゴンドラディリジャンスの始発には間に合いませんが問題なし。



ソーシャブルの営業開始は8:30。
これに間に合えば後は順番に開放されていくリフトを巡るだけ。
それだけでガーラの朝は幸せになれます。



エンターテイメント、ジジ共にギザギザ食べ放題。
いただきます。



さいこ~!!



バルーシュの運行は9:00から。
北エリアへ出発します!



ブロードウェイのファーストトラックゲット!
さいこ~!!



下山コースファルコンに繋がるシャリオの運行は9:30から。
しかし、
下山コースの開放はまだとの事。



しばしの休憩…。



ジョアンナにコブを造られております。
ここならリフト1本で効率よくコブが回せるものね。



さて10:00、下山コースファルコンの開放です。
ライバルはいません(笑)
完全貸切ファーストトラックいただきま~す!!



超さいこ~!!



スノーモービルの跡さえなければ完璧な圧雪。
こんな最高のバーンが貸切で味わえる贅沢。
早起きって素敵!!



さてさて、お次はお隣湯沢高原に移動します。

南エリアとランドーは運休が続いたりたまに開放されたりの繰り返しでして、
今シーズン初のガーラ南エリア上陸となります。



ムムム…!?

南エリア唯一のリフトワゴネット。
昨シーズン、乗り場は結構な登りでしたが、完全にフラット。
これが本来の姿なのでしょうね。



南エリアは開放されましたが、非圧雪コースの開放はブロンコBのみ。
他の非圧雪コースはパトロールのラインしかありません。
ガーラのお客さんは上品な方が多いようで。
某スキー場ではオープンしていないコースでも何故かギッタギタだものね(笑)



ブロンコBもすでに賞味期限切れ。

ガーラの南エリアってパウダー狙いが実に難しい。
雪的に美味しそうな時はだいたいクローズ、開放される時間も狙いにくく、
アタリ!に巡り会うのは運次第ってとこ。

いつか美味しい南エリアに巡り会えればなと。



さぁ、いよいよランドーに今シーズン初搭乗です。



ガーラ湯沢と湯沢高原を結ぶロープウェイ“ランドー”

いつ乗車してもガラガラです…。
あっ、また空気を搬送している(笑)

ガーラと湯沢高原で滑走されるお客さん用だから、
リフト券的に乗車できる対象者は少ない。
※一応リフト券の対象はガーラ湯沢なので、ガーラのリフト券のみでも乗車できます。
 ただしそれだと、湯沢高原側に着いてもリフトには乗れません。
 アルピナでお食事とか、下山コース開放時はそのまま下山も出来ますが、そんな需要無いよね(笑)

石打丸山とガーラと湯沢高原はリフトとロープウェイで繋がっており、
3山共通券を購入すれば行き来が自由となります。

この3スキー場は、
YUZAWA SNOW LINK
と呼ばれるビッグマウンテンなのですが…、
知名度低いよね…。

複数のスキー場が集約してひとつの巨大スキー場ってイメージだと、
ニセコや志賀高原が真っ先に思い浮かぶかな。

ニセコも志賀高原もその単語にネームバリューがありますが、
湯沢スノーリンクって言われても…、知る人ぞ知るとしか…(笑)
その点では「苗場、田代、かぐら、みつまた」の“Mt.Naeba”も意外と知名度低いよね…。
ドラゴンドラの冬季乗車率も低いし、無料シャトルバスの巡回も無いし。

湯沢スノーリンクは無料シャトルバスの巡回もあるし、
ニセコや志賀高原ほどまでは厳しいとしても、もう少し知名度&利用者アップの可能性は秘めているかも。
ネーミングがイマイチなのか、知名度が無いからイマイチに感じてしまうのか。
各スキー場に積極的にアピールしていただきたい所です。

以下公式ホームページから引用



BIG MOUNTAIN「湯沢スノーリンク」

高低差約900m、全幅約5,000m、全48コース、国内最大級の滑走エリア

「湯沢高原」「GALA湯沢」「石打丸山」この3つのスキー場を1枚のチケットで自由に行き来を可能にし、関越エリアきってのスノーリゾート「湯沢」を、よりダイナミックに、より便利に楽しんでいただくスキー場ネットワークがBIG MOUNTAIN「湯沢スノーリンク」です。
スキー場上部を結ぶ連絡リフトを利用し、広大なゲレンデを楽しむのはもちろん、越後湯沢温泉街の中心に位置する新幹線駅と各スキー場を結ぶ接続バスを利用して、麓から各スキー場にアクセスすることができます。初心者やファミリー、エキスパートさらには雪山観光のお客様まで、それぞれのお客様に合わせた「湯沢」をお楽しみいただけます。
3つのスキー場、そして様々な雪国の楽しみ方が“リンク”した、新しいスノーリゾートの形をぜひご体感ください。



3つ合わせるとかなり広いスキー場になるので、
日帰り利用には不向きかもしれませんが、
宿泊を伴うスキー&スノーボード旅行ならかなりオススメできるビッグマウンテンですよ。

説明文には雪山観光とありますが、
各スキー場、滑走者以外にあまり力を入れているようには思えません。
ガーラと湯沢高原は観光リフト券的なのがありますが、
もう少し山頂駅に“何か”が必要だよね。

以前、トマムの樹氷テラスとか上手い事やっているなぁと感じました。
ゴンドラの行列が滑走用具を持たない外国人ばかりだった(笑)

湯沢高原はロープウェイ山頂駅の景色が素晴らしいし開拓の余地があるかと。
更にランドーまで乗せてランドーのガーラ側に何かしらの観光施設があれば。
山と山をほぼ水平に結ぶ支柱の無いロープウェイってスキー場では珍しいし、
ランドーの搬器、底が透明で真下が見えたら観光目的で怖面白いのにな(笑)

ただ、この様な別会社が経営している共通券が存在するスキー場。
各会社からすれば、共通券より単体券を購入していただいた方が利益になるよね。

このままスキー場のお客さんが益々減少してしまえば、共通券やシャトルバスの運行は廃止の方向もあり得るか。
しかし、
単体の利益はもちろん大切ですが、地域全体に人が来る事にも重点を置かなければその地域全体が縮小してしまう。
共通券やシャトルバスなどはその点で地域全体の集客に貢献できると思います。

神立やガーラのスキー場運営方針を外からを見ていると上手いなぁと感心します。
先ずお客さんを呼ぶ事に重点を置いている。
人が来ればリフト券以外にも色々お金を落とすシーンがあります。

欲を言えば、上手くやっているスキー場が手を取り合って地域全体を盛り上げていただければ更にいいなと思います。
普段はライバルでも、その地域に人が来なければ共倒れですからね。
そこは行政の分野なのか…。



湯沢町と南魚沼市の関係とか分からないので難しい問題ですが、
地域全体の課題という点ではこのランドー、湯沢の未来を占う指標になるかも。

恐らくガーラ単体の事で考えると、
南エリアは閉鎖して、中央と北だけに集約した方が経営効率は良さそう。
しかし、ランドーが廃止とかなったらガーラだけの問題ではなく湯沢全体がピンチです。

ガーラ南エリア閉鎖…、
ランドーの運行廃止…、
湯沢高原とガーラの接続廃止…、
シャトルバスの運行も廃止…、

そんな事になったら越後湯沢駅周辺が廃れてしまう。
宿泊施設や飲食店も廃業、ゴーストタウンになってしまう。
ちょっと大袈裟かな…。

ランドーの運行を心配するなんて、ほとんどの湯沢人には関係ないかもしれません。
が、
風が吹けば桶屋が儲かる的な感じで、
巡り巡って関係ないと思われるスキー場や観光関連にも波及するおそれが…。
このいつも利用者がいないロープウェイを眺めながら様々な想いが沸き起こりました。



ガーラも楽しいけど湯沢高原も楽しいスキー場ですよ。
石打も合わせて、3つ巡れば最高のスキー&スノーボード旅行になります。



本日は山頂駅でスタンプラリーに参加します。
各スキー場のスタンプは1日1回までですが、
ガーラと湯沢高原を巡れば1日に2回スタンプゲット。



もうお昼ちょっと前ですがコマクサ下山コースの状態は良好。



さいこ~!!

降雪は終わってしまいましたが、まだ気温は低め。
雪はまだイキテイルし端パウもいっぱい。



今回の寒波はこれにて終了。
湯沢の降雪は控え目でしたが、木曜夜から断続的に降雪が続き厳しい寒さが持続しました。
これで各スキー場の積雪量も安泰。



おぉ!
Cちゃんコースファーストトラックだ(笑)



平和なスキー場に帰ってきました。
布場ファミリーエリアもいつまでも続いて欲しいゲレンデです。

スキー場発表積雪量

ガーラ:320cm (+50cm)

湯沢高原
山頂:300cm
山麓:240cm

使用板:GENTEMSTICK / SPEEDMASTER “八甲田” SPECIAL
ビンディング:BURTON / STEP ON
ブーツ:BURTON / PHOTON STEP ON

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