FC2ブログ

マチガ沢専用スキースノーボードバッグ。



マチガ沢でのスキースノーボード、
電車でも車でもどんな交通手段で訪れても、ある程度の距離を徒歩移動しなくてはなりません。
訪れる時期により移動距離は変わりますが、
その行程の半分は登山や沢登り、国道291号の舗装路もほぼ坂道です。
スキーやスノーボードが目的ですので、荷物はそれなりに重くかさ張ります。

この荷物問題、
リピーターの方は、雪渓に板やブーツをデポしておくって手段もありますが、
それでも荷物をゼロにする事は出来ません。
また、ブーツは出来るなら屋外に放置したくない。

バックカントリー用のバックパックは何種類か所持しているのですが、
問題はやはりブーツ。
バックカントリー用にブーツの荷室があるバックパックなんて無いと思うし需要も無いだろう(笑)

普段それほど気にした事はありませんでしたが、
何キロも山歩きするとスキーブーツって重い!!
バックカントリー用のバックパックに無理矢理括り付けてやり繰りしておりましたが、
重いブーツが背中でバランス悪いと、とても疲れるし身体にダメージも残ります。

スキーもスノーボードもバランスが重要ですが、
登山、いや、日常のただ歩く事でさえバランスってとても重要。
いい位置に乗れなければ上手く滑れないのと同じで、
身体のバランス感覚が狂う荷物は歩く事の障害になります。

やっぱり、ブーツ専用かつ山で使えるバッグが欲しい!

スキーメーカーが販売しているブーツバッグ、
あれは完全にダメ!です。
デザインがダサすぎる(笑)
なーんでスキーメーカーってデザイン性を重視しないのかな。
板はもうずーっと言っているけど、酷いデザインばかりで購買意欲が湧かないモノばかり。
中の人が(メーカーもユーザーも)スキーがダサい遊び、スポーツ、って世間から認識されているって事を自覚されていないのか!?

見た目がダメなモノはどんなに性能が良くても使う気がしません。
逆に見た目が良ければ性能は二の次の場合もある(笑)

例えば、
わざわざ北海道まで行って、自分の道具が無くなり、レンタル板とレンタルウエアしか選択肢が無ければ、
“滑らない”を選択します。
ってか、選択したお方が過去にいましたねぇ(笑)

これを使ってみたい!って欲求を満たしてくれる見た目、とても重要です。
ブーツが綺麗に収納できて、山歩きにも対応して、デザイン性もあるモノが欲しい。
でも、
そんな都合のいいモノあるわけない。



あった!!

K氏が個人輸入?された舶来品。
さすがスノーギアの収集に定評があるK氏。

KULKEA?
日本ではあまり情報が無い謎のメーカーです。
スポーツ用バッグの専門メーカーのようで、
KULKEAはフィンランド語みたいですが、メーカーの住所はアメリカ?

情報が少なくよくわかりませんが、
一際存在感があるこのビジュアルは北欧の雰囲気が漂い見た目は合格。
メロディアスなメタルを彷彿させますね。



機能面は正に理想としていた“マチガ沢仕様”!!
容量は70L、
様々な天候に対応し、安全対策もしなくてはいけないマチガ沢でも十分使える容量です。



もちろんスキーブーツを綺麗に収納する事が可能です。



左右対称に収納できて背負った時にバランスがいい。



ベンチレーションも完備されて補強もバッチリ。



秀逸なメットホルダー。
マチガ沢の様なエリアはヘルメット必須ですが、
舗装路や電車などではいらないよね(笑)
荷室に干渉しないでしっかり取り付けられるメットホルダーです。



使わない時は、



綺麗に収納できて邪魔になりません。



そして、
細かいポケットが沢山。
実に使い勝手がいい。



ブーツの手前に左右対称にあるポケット。



ドリンクやサングラスなど入れるのにちょうどいい。



前面の第2?荷室。



内部も細かく分かれており、防水になっている部分もあり便利です。



よく使う小物はこのポケットに。



汚れてもいいモノや濡れたモノはここかな。



左右対称にバランス良く配置されております。



背負い心地も合格点です。
こればかりは個人差もあるし、オーダーメイドでもしない限りジャストフィットは無理だけど、
荷室のバランスがいいので重い荷物もストレス少なく背負えます。



早速マチガ沢で使用してみました。

これ、反則です!!

今まで使用していたバッグとは比べ物にならないくらい移動が楽になりました。
身体へのダメージも最小限に抑えられます。
バランスってこんなに影響するモノなのかぁ。



電車移動も楽々。
北欧メタルな雰囲気も秀逸です。
もう少し緑成分が多ければパーフェクトだったなぁ(笑)

それにしても、
このメーカー、ニッチでマニアックなメーカーだな。
まさか、マチガ沢専用バッグを製造販売しているなんて(笑)

普通のスキー場ではこんな大きなバッグいらないし、
遠征ならオールインワンタイプの方が利便性が高い。
月山でもいらないし、乗鞍の第1ステージでもオーバースペックだ。
第3第4ステージでなら活躍しそうです。

にほんブログ村 スキースノボーブログへ
にほんブログ村

関連記事