FC2ブログ

大人の社会科見学ツアー、石岡テイスティングルーム編。

21-22シーズン 休日 天候:曇り~晴れ
8/27(土) 木内酒造八郷蒸溜所見学ツアー。



~前編からのつづき。



素晴らしい蒸溜所でした、八郷蒸溜所。
今回も蒸溜所見学ツアー大成功!!



石岡・やさと観光周遊バスで石岡駅に帰ります。



途中、茨城フラワーパークという所でバスの乗り換えが必要です。
園内の見学をするほど時間はありません。



施設内のレストランは木内酒造経営でした。
色々手広くやっているのですな。
ここでも地元産の食材をウリにしているようで。

蒸溜所見学ツアーだけでしたらこれで駅に戻って、電車に乗って帰るだけ、
なのですが、
色々手広くやっている木内酒造、
駅前にお楽しみの続きがあるのです。



石岡駅1階にかんばん横丁という小さな飲食店街があります。



その一画にあるのが、
日の丸ウイスキー 石岡 Tasting Room(テイスティングルーム)。

八郷蒸溜所で蒸溜した日の丸ウイスキーの様々な原酒が味わえるテイスティングスペース。
茨城県産の食材を使用したフードメニューや物販も行っているそうです。



東京蒸溜所~八郷蒸溜所ときたら、ここで〆てこそ蒸溜所見学ツアーでしょう。



一見普通の小さなバーですが、
取り扱いボトルは木内酒造製品のみ!!

木内酒造のウイスキーは、
日の丸ウイスキー The 1st Edition
日の丸ウイスキー ブレンデッド ニューボーン 2022
現在発売されている商品はこの2商品のみ。

どちらも発売後即日完売、
抽選販売ではハズレました(笑)



ボトルの販売はありませんが、
こちらで有料試飲する事が出来ます。

まさしく最初の一滴、
日の丸ウイスキーの始まりを告げる1杯です。



ウイスキー蒸溜所の始まりは売る商品がほとんどありません。
熟成に時間を要するウイスキーの宿命です。

しかし、
同じ蒸留酒でもジンは熟成の期間がいりません。
木内酒造も先ずはこのジンを発売されております。
その名も“日の丸ジン蔵風土”、クラフトって読みます(笑)

酒造り200年の技から醸した杉樽熟成の米焼酎と、筑波山の麓で栽培される福来みかん、
国産の柚子や山椒など、厳選したボタニカルで風味付けしたオリジナルジン。
日本を感じさせるスパイスの風味がソーダ割りにピッタリ。



おつまみもさいこ~!!

ごろごろプルドポーク。
八郷産の豚を使用し、じっくりと煮込んだ柔らかくスパイシーなプルドポーク。
スパイシーなジンとの相性抜群。

常陸野ネストビールも色々呑めるので、
このまま八郷の美味しいフードとビールでアーライッ!といきたい所ですが、
石岡から湯沢まで帰る終電はもうすぐ。



本番であり目的である、ここでしか呑めない日の丸ウイスキーの原酒をいただきます。

2565&2568 バーボン樽8ヵ月熟成。
モルトと米を使用したシングルグレーンで2つの樽のバッティングです。



5185 ラム樽14ヵ月熟成。
モルトと小麦のシングルグレーンです。

個性的なグレーンだなぁ。
ポットスチルで蒸溜した日の丸ウイスキーのグレーン。
今後発売されるシングルグレーンやブレンデッドが楽しみです。



こちらは八郷蒸溜所ではなく額田蒸溜所のシングルモルト。

八郷が蒸溜開始したのが2020年。
それ以前は2016年よりビール醸造所であった額田の一画で試行錯誤を重ねていたそうです。



6038 オロロソシェリー樽37ヵ月熟成。



4161 6038をワイン樽で追熟、49ヵ月熟成。

額田蒸溜所モノは実験的な製造であっただろうし、
そんなに多くは生産されていないはず。
シングルモルトでの販売も予定されていないそうです。

八郷蒸溜所の原酒が時を経るまで、
八郷の若い原酒とバッティングしたブレンデッド用に使われるのかな。
八郷の原酒が10年くらい経った頃に役目を終えるのか。

そう考えると、額田蒸溜所のシングルモルトが試飲できる事はとても貴重。
そして、
このまま製品化して欲しいと思うほどのいい出来です。



特にこの6038、超さいこ~!!

貴重なお品ですがリーズナブルな料金なのでおかわり!
個人的にはワイン樽の追熟無しの方が好みでした。

東京蒸溜所~八郷蒸溜所~石岡テイスティングルーム。
初めての茨城県行脚、大成功でした。

今後発売されるであろう八郷蒸溜所と額田蒸溜所のブレンデッド、
要チェックだなぁ。



さて、
もっとゆっくりしていきたいのですが、終電の時間はやって来ます。
越後湯沢までは約6時間の普通電車の旅(笑)
道中乗り換えもあり、1本でも乗り過ごすと湯沢まで帰れない。
泥酔して寝ちゃうわけにはいきません(笑)



小山駅で接続の時間に余裕があったので無料お食事処へ。

ここ栃木県小山市にも新規蒸溜所が2ヶ所も計画中であり、
日光街道小山蒸溜所はすでにクラフトウォッカが発売されております。

日本全国破竹の勢いで増殖中のウイスキー蒸溜所。
ちょっと増えすぎじゃない(笑)
でも、本場スコットランドやアイルランドでも状況は同じ様な感じみたいです。
はたして製造販売が安定するであろう10年後はどのような状況になっているのでしょうか??

にほんブログ村 スキースノボーブログへ
にほんブログ村

関連記事