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大人の社会科見学ツアー、宮城峽蒸溜所再び編。

21-22シーズン 休日 天候:雨
9/3(土) 宮城峽蒸溜所見学ツアー。



楽天イーグルス野球観戦で仙台、山形までやって来ましたが、
それだけでは終われません。
宮城県、山形県には聖地と呼べる場所が沢山あります。

月山スキー場と宮城球場が以前までは二大聖地でしたが、
今はそれ以上に“宮城峽蒸溜所”が気になって気になって(笑)



宮城峽蒸溜所は宮城県仙台市、街の中心からは車で30分ほど離れ、
広瀬川と新川が合流する豊かな自然に囲まれた場所にあります。

ちなみに、仕込み水にも使用される新川(にっかわ)。
ニッカの語源ではなく、名前が似ているのは全くの偶然です。
竹鶴政孝氏が新川の水でブラックニッカの水割りを作って飲み、その場で建設を決めたという逸話。
竹鶴氏はこの時、その川の名が新川ということを知らなかったそうです。
ニッカの語源は、設立時の社名“大日本果汁株式会社”から。

そんな宮城峽蒸溜所ですが、結構山奥であり車でアクセスするのが一番楽です。
ですが、
やっぱり試飲したいよね(笑)

最寄り駅はJR仙山線作並駅。
駅からは徒歩30分ほどの距離があります。
電車の本数も少ないしちょっと遠いし、アクセスはあまり良くありません。
ですが、
土日祝日のみ作並駅から無料のシャトルバスが運行されているのです。

これで電車とバスを利用し心置きなく試飲が出来る(笑)

天童駅から作並駅までは1時間ちょっとの行程です。
天童駅といえば、気になる事があったのでした。



新幹線と在来線の対面!!
衝撃の光景でした。

既存の在来線を走るミニ新幹線。
在来線なので普通電車と同じホームだし、踏切がある普通の地上を走っている。
知ってはいましたがいざ初めて見ると物凄い違和感を覚えました。



さて、仙山線に揺られ作並駅に到着。
並行する国道48号は何度も車で通っていますが、駅に訪れるのは初めてです。
土日祝日限定のシャトルバスに乗車し、



やって来ました、宮城峽蒸溜所。
6月の月山遠征時以来ですので約3ヶ月ぶり。
初めて訪れ見学したウイスキー蒸溜所でしたが、
その後3ヶ月の間に、7箇所、今回で9回目の蒸溜所見学となりました。



見学ツアーは今回も雨…。

宮城峽蒸溜所の一般見学ツアーは無料です。
山崎や白州、余市などと比べて予約も取りやすいし、
交通のアクセスだけどうにかすればオススメ!

今回もカフェ式の蒸留棟を外から見学する形でツアースタート。



現在は使用されていないキルン塔ですが蒸溜所のシンボルです。



仕込棟から実際工場内に入っての見学となります。



8月は静岡、三郎丸、八郷、とクラフト蒸溜所を巡ってきましたので、
大手の仕込棟はさすがにデカい。
宮城峽では糖化、発酵の工程はガラス越し見学となります。
ですので、匂いや温度などは体感できません。



生で体感できるのはここから。



蒸留棟(単式)は目の前で見学できます。



圧巻のポットスチル群!!

石炭直火方式の余市に対して、
宮城峽は蒸気加熱方式。
軽快で華やかなモルトが造られております。



2回目の見学ツアー。
白州蒸溜所でも感じましたが、
案内係の方によって個性があるのでリピートしても楽しめます。



見学ツアー最後の工程は貯蔵庫。



こちらは1969年仙台工場竣工時の樽です。



宮城峽の貯蔵庫は地面丸出し、自然そのままの環境で熟成されております。
見学できる貯蔵庫は一部であり、
グレーンなどは栃木工場でも熟成されており、宮城峽内でも巨大な貯蔵庫が造設され、
大量の樽が貯蔵され出荷される時を待っております。



見学の後は…、
お楽しみの試飲タイム!!



無料試飲は、
アップルワイン、
スーパーニッカ、
シングルモルト宮城峽。



さいこ~!!

特別高価でも珍しくもないラインナップですが、
無料の見学ツアーで試飲まで出来るのは素晴らしい。

そして、宮城峽、
日本のシングルモルトでは一番入手しやすい?人気が無い?銘柄ですが、
個人的にはとても大好きです。
そんな宮城峽も最近中々売っている所を見る機会が減りましたが…。
宮城峽には、いつでも希望小売価格で買える銘柄であって欲しい。



えっ!?

伊達は我がイーグルに入団していたのか!?
そーいえば、
プレステージのバーは宮城峽って名前だし、
バックネット裏の呑み放題エリアはアサヒでした。
ニッカと楽天って仲間だったのですな。



さてさて、
今回も大満足な蒸溜所見学ツアーでしたが、
実は今回この一般見学ツアーは前哨戦だったのです。
本当のお楽しみはここから先の、有料見学ツアー。

ニッカでは普通の一般見学ツアーの他に、
有料とはなりますが、様々なツアーやセミナーが開催されているのです。

…後半戦につづく。

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