今シーズンも乗鞍大雪渓は第3ステージ消滅。
【21-22シーズン 185日目】 天候:晴れ
9/15(木) 乗鞍大雪渓でスキー。

始発シャトルバスに乗り込み到着。
乗鞍大雪渓!!
でも、もう大雪渓ではなく小雪渓ですね(笑)

8月前半まで楽しめた第1ステージ。
もう何もありません…。

ウラジロナナカマドの紅葉はまだですが、上のエリアに突撃するしかありません。

どう見ても第3ステージは終わっているよな…。

“ぺ”の岩から雪渓までがこんなに遠い…。

嗚呼…!!
完全に終了、第3ステージ。

乗鞍大雪渓上部左側(南)、いわゆる第3ステージと呼ばれるエリアですが、
少雪シーズンの終盤はここに切れ目が出現し分裂してしまいます。
北側の消滅してしまうエリアが第3ステージ。
南側の最後まで雪が残るエリアが第4ステージ。
今シーズンは早くも第4ステージ出現、滑走可能エリアは乗鞍大雪渓最奥部となってしまいました。

6月に剣ヶ峰まで登り稜線から滑走した時にも感じましたが、
今年の乗鞍岳、例年と少し雪の付き方が違いました。
融雪したこの時期にもはっきり影響が。
第4ステージの雪の付き方も例年と少し違います。
例年、第3ステージと分裂したばかりの時期は、
この砂利エリアがまだ滑走可能です。
ここは氷の急斜面だらけの第4ステージの中で、斜度と雪質が唯一の癒しエリアなのです。
この岩がベースになるはずだったのですが…、
今年は癒しエリアに雪が無い!!

しかし、
例年、氷の急斜面と化してしまうその隣のエリアの斜度がマイルド、
雪も緩んでおりどうにか滑れそうです。
つまり、全体的に雪が薄いのです。
21-22シーズンも少雪でしたが、
一般的なスキー場が営業している期間はほとんど問題ありませんでした。
ですが、
春以降の融雪の早さに顕著に表れています。
根雪がしっかり定着する前に本格的な冬を迎えてしまった結果なのか…!?

とりあえず、
久しぶりにここまで登ってきて疲れた(笑)
素晴らしい景色を眺めながら朝の休憩といたします。

雪は相当緩んでおり、登りは楽ちん。
アイゼンも必要ありません。
上部の雪の切れ目、これしか厚みがありません。
例年、第3ステージと分裂したばかりの時期は、1m以上の段差になるのですが…。

今年の第4ステージ、
雪の厚みはもうほとんどありません。
例年だとカチコチの氷の急斜面であるこのエリア、
アイゼンも無く登れ春雪みたいに緩んでいる。
今、滑るのにはとてもありがたいのですが、
この時期にこんなでは雪渓の消滅もあり得るかも…!?

先の事を考えても仕方ない。
この“今滑るのには最適な環境”に感謝するしかない。
コブは一応、2ライン。
最大10コブ、第4ステージにしてはマイルド?な斜度ですが、
それでも30度以上はあるハードな斜面。
距離は短いのでかなり細かいピッチとなっております。

かるく整備していただきます!!

さいこ~!!

細かい、短い、斜度キツい、止まれなかったら死!?の恐怖…。
それなのに、
超楽しい(笑)
やっぱり、雪はイイね。
9月でも天然雪で滑れる乗鞍って最高!!

ついつい夢中になり滑り過ぎてしまいました(笑)
魂のデラ掛けを注入して下山いたします。

ありがとう!!乗鞍大雪渓第4ステージ!!

下山途中に2017年落石事件の岩にお参りしておきました。
あの落石事件、ちょうどこの時期、2017年9月14日の出来事でした。
→乗鞍大雪渓第3ステージで落石(大岩)発生!
今思い出しても恐ろしい事件ですが、

あの年はここまで雪があった事にも驚きです。
雪が無いと斜度感がありませんが、
雪があるとかなりの斜度です。

参考までに過去の写真で9月の第3ステージの様子を思い出してみました。
これ↑は2017年9月14日のモノ。
普通に第3ステージでロングコブ滑走が出来ました。

これ↑は2015年9月15日のモノ。
2017年9月を更に上回る積雪量。
近年では2017年が最多の積雪であり、2016年が最少の積雪でしたが、
それ以上前は、9月でも第3ステージが普通に滑れるのが当たり前だったのですよね。

それが、
2018年以降は毎年少雪。
9月は第4ステージを覚悟しなくてはいけない。
これが当たり前となってしまったら、もう少雪とも呼べなくなる!?

それでも雪が残るだけありがたいのです。
日本国内でほぼオフシーズン無しで滑れる乗鞍大雪渓の存在、
ホントに凄い事です。
こんなに小さくなってしまい、乗鞍小雪渓ですが(笑)
さて、
以前のように、滑走日数をとことん追い求めるスタイルであれば、
今、我武者羅に第4ステージに通うしかない。
今年の10月滑走はかなり厳しい状況になる事必至。
本日で今シーズン185日目の滑走なので、200日なら達成する事も可能です。
ですが、
もうあまり危険な事はしたくない。
安全にまったり滑るスタイルに移行中なのです(笑)
ですので、
下山後は松本の街に繰り出します!!
今回が滑り納め!?
シーズンアウトするかどうかは…検討中です(笑)

松本市内のお城と駅の中間地点に宿を取りました。
もちろん今回も“信州割”を利用します。
宿代の割引と観光クーポンで実質タダみたいな金額で宿泊できてしまいます。

駅前は賑やかな松本市。
3千メートル級の山に囲まれながら市街地は栄えている。
都会と田舎の両面が味わえる素晴らしい街です。

本番は明日の午後からです。
前哨戦は朝まで呑み放題唄い放題に突撃(笑)

無料お食事処と無料唄い処のコラボレーション。
それにしても、まねきのフリータイム呑み放題は素晴らしい。
18:00から翌朝6:00まで、好きなだけ滞在して呑み放題までついて3,300円。
前半は楽天戦を観戦しながらひたすらマックとビール。

甘味と苦味のコラボレーションも最高です。

後半はバーボン呑みながらひたすら唄う。

hideは全曲唄ったぞ(笑)

明け方になると呑みも唄いも暴走します(笑)
そして、
呑み放題フリータイム完走…。
9月に標高2,800メートル近い場所で朝から天然雪の上でスキーをして、
松本駅前で夜の部完走。
長い長~い一日でした(笑)
使用板:ID one / MR-SG
ビンディング:LOOK / PIVOT18
ストック:SINANO / Bump Diver
ブーツ:K2 / PINNACLE 130
乗鞍大雪渓で夏スキー・夏スノーボード【取扱説明書】

http://golgo13zilch.blog.fc2.com/blog-entry-2527.html

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9/15(木) 乗鞍大雪渓でスキー。

始発シャトルバスに乗り込み到着。
乗鞍大雪渓!!
でも、もう大雪渓ではなく小雪渓ですね(笑)

8月前半まで楽しめた第1ステージ。
もう何もありません…。

ウラジロナナカマドの紅葉はまだですが、上のエリアに突撃するしかありません。

どう見ても第3ステージは終わっているよな…。

“ぺ”の岩から雪渓までがこんなに遠い…。

嗚呼…!!
完全に終了、第3ステージ。

乗鞍大雪渓上部左側(南)、いわゆる第3ステージと呼ばれるエリアですが、
少雪シーズンの終盤はここに切れ目が出現し分裂してしまいます。
北側の消滅してしまうエリアが第3ステージ。
南側の最後まで雪が残るエリアが第4ステージ。
今シーズンは早くも第4ステージ出現、滑走可能エリアは乗鞍大雪渓最奥部となってしまいました。

6月に剣ヶ峰まで登り稜線から滑走した時にも感じましたが、
今年の乗鞍岳、例年と少し雪の付き方が違いました。
融雪したこの時期にもはっきり影響が。
第4ステージの雪の付き方も例年と少し違います。
例年、第3ステージと分裂したばかりの時期は、
この砂利エリアがまだ滑走可能です。
ここは氷の急斜面だらけの第4ステージの中で、斜度と雪質が唯一の癒しエリアなのです。
この岩がベースになるはずだったのですが…、
今年は癒しエリアに雪が無い!!

しかし、
例年、氷の急斜面と化してしまうその隣のエリアの斜度がマイルド、
雪も緩んでおりどうにか滑れそうです。
つまり、全体的に雪が薄いのです。
21-22シーズンも少雪でしたが、
一般的なスキー場が営業している期間はほとんど問題ありませんでした。
ですが、
春以降の融雪の早さに顕著に表れています。
根雪がしっかり定着する前に本格的な冬を迎えてしまった結果なのか…!?

とりあえず、
久しぶりにここまで登ってきて疲れた(笑)
素晴らしい景色を眺めながら朝の休憩といたします。

雪は相当緩んでおり、登りは楽ちん。
アイゼンも必要ありません。
上部の雪の切れ目、これしか厚みがありません。
例年、第3ステージと分裂したばかりの時期は、1m以上の段差になるのですが…。

今年の第4ステージ、
雪の厚みはもうほとんどありません。
例年だとカチコチの氷の急斜面であるこのエリア、
アイゼンも無く登れ春雪みたいに緩んでいる。
今、滑るのにはとてもありがたいのですが、
この時期にこんなでは雪渓の消滅もあり得るかも…!?

先の事を考えても仕方ない。
この“今滑るのには最適な環境”に感謝するしかない。
コブは一応、2ライン。
最大10コブ、第4ステージにしてはマイルド?な斜度ですが、
それでも30度以上はあるハードな斜面。
距離は短いのでかなり細かいピッチとなっております。

かるく整備していただきます!!

さいこ~!!

細かい、短い、斜度キツい、止まれなかったら死!?の恐怖…。
それなのに、
超楽しい(笑)
やっぱり、雪はイイね。
9月でも天然雪で滑れる乗鞍って最高!!

ついつい夢中になり滑り過ぎてしまいました(笑)
魂のデラ掛けを注入して下山いたします。

ありがとう!!乗鞍大雪渓第4ステージ!!

下山途中に2017年落石事件の岩にお参りしておきました。
あの落石事件、ちょうどこの時期、2017年9月14日の出来事でした。
→乗鞍大雪渓第3ステージで落石(大岩)発生!
今思い出しても恐ろしい事件ですが、

あの年はここまで雪があった事にも驚きです。
雪が無いと斜度感がありませんが、
雪があるとかなりの斜度です。

参考までに過去の写真で9月の第3ステージの様子を思い出してみました。
これ↑は2017年9月14日のモノ。
普通に第3ステージでロングコブ滑走が出来ました。

これ↑は2015年9月15日のモノ。
2017年9月を更に上回る積雪量。
近年では2017年が最多の積雪であり、2016年が最少の積雪でしたが、
それ以上前は、9月でも第3ステージが普通に滑れるのが当たり前だったのですよね。

それが、
2018年以降は毎年少雪。
9月は第4ステージを覚悟しなくてはいけない。
これが当たり前となってしまったら、もう少雪とも呼べなくなる!?

それでも雪が残るだけありがたいのです。
日本国内でほぼオフシーズン無しで滑れる乗鞍大雪渓の存在、
ホントに凄い事です。
こんなに小さくなってしまい、乗鞍小雪渓ですが(笑)
さて、
以前のように、滑走日数をとことん追い求めるスタイルであれば、
今、我武者羅に第4ステージに通うしかない。
今年の10月滑走はかなり厳しい状況になる事必至。
本日で今シーズン185日目の滑走なので、200日なら達成する事も可能です。
ですが、
もうあまり危険な事はしたくない。
安全にまったり滑るスタイルに移行中なのです(笑)
ですので、
下山後は松本の街に繰り出します!!
今回が滑り納め!?
シーズンアウトするかどうかは…検討中です(笑)

松本市内のお城と駅の中間地点に宿を取りました。
もちろん今回も“信州割”を利用します。
宿代の割引と観光クーポンで実質タダみたいな金額で宿泊できてしまいます。

駅前は賑やかな松本市。
3千メートル級の山に囲まれながら市街地は栄えている。
都会と田舎の両面が味わえる素晴らしい街です。

本番は明日の午後からです。
前哨戦は朝まで呑み放題唄い放題に突撃(笑)

無料お食事処と無料唄い処のコラボレーション。
それにしても、まねきのフリータイム呑み放題は素晴らしい。
18:00から翌朝6:00まで、好きなだけ滞在して呑み放題までついて3,300円。
前半は楽天戦を観戦しながらひたすらマックとビール。

甘味と苦味のコラボレーションも最高です。

後半はバーボン呑みながらひたすら唄う。

hideは全曲唄ったぞ(笑)

明け方になると呑みも唄いも暴走します(笑)
そして、
呑み放題フリータイム完走…。
9月に標高2,800メートル近い場所で朝から天然雪の上でスキーをして、
松本駅前で夜の部完走。
長い長~い一日でした(笑)
使用板:ID one / MR-SG
ビンディング:LOOK / PIVOT18
ストック:SINANO / Bump Diver
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