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余市蒸溜所から神立ナイターへ。

22-23シーズン 74日目 天候:晴れ
2/11(土) 神立スノーリゾートでスノーボード。



すすきの夜の部を堪能しすぎてしまい、始動が遅れました。
先ずは、地下鉄で札幌駅へ。
歩ける距離だけど、記念に乗車してみました。



札幌駅から余市を目指します。



札幌近郊の電車やバスなどは、ほぼ交通系ICが使用できるのですが、
小樽から先、余市駅は対応していません。
面倒だけど紙のきっぷを購入します。
※これが大正解。
スマホで改札通ってそのまま余市まて来ちゃった方々は、
余市駅の改札で乗越手続きの行列になっておりました。

都会はスマホさえあれば何でも全て完結してしまいますが、
田舎はまだまだ紙のきっぷや紙幣が必要…。
スマホひとつで全国どこへでも旅できる時代はまだ遠い。



小樽駅には石原裕次郎さんがいらっしゃいました。
石原裕次郎と小樽、どんなゆかりなのかは知りませんが、
ホームには演歌が流れ、ランプの灯りが昭和の時代にタイムスリップしたかのよう。

小樽駅で電車を乗り換えますが、
ここから先は電車ではなくディーゼル車です(笑)

それにしても、
地下鉄も、エアポートも、函館本線も、
終始満員電車でマイリマシタ。

2/11祝日の土曜日、さっぽろ雪まつりの最終日でもある。
こんな日程を選んでしまった自分が悪いのだけど、
日本人、外国人、共に、観光客が物凄い。
日程の組み方を失敗してしまいました。



なんとか午前中のうちに余市駅に到着。
移動だけでクッタクタになってしまいました…。



駅前にはほとんど何もありません。
目指すは余市蒸溜所!!



嗚呼…!!
感動の正門です。



正式名称は、
ニッカウヰスキー北海道工場余市蒸溜所。



ニッカウヰスキーの創業地。

創業者の竹鶴政孝氏は、ウイスキーづくりの理想の地を求めて、
スコットランドに似た気候風土を備えていたここ余市に蒸留所を建設したのでした。



見学ツアーの前にちょこっと場内を散策してみます。

こちらは旧事務所。
竹鶴政孝氏の執務室として1934年7月に建てられたニッカウヰスキーの原点。

蒸溜所内の建造物9棟が国の【登録有形文化財】に登録されており、
ウイスキーの製造工場としてだけでなく、観光地としても人気なのです。



こちらは旧竹鶴邸。

竹鶴政孝氏がリタ夫人と暮らした住居を2002年に移築したモノ。
障子とカーテンの窓が夫妻の生活様式を反映されております。
手前の木は“ミズナラ”です。
ニッカも昔は樽材にミズナラを使用していたそうです。



蒸溜所内最奥にディスティラリーショップがあります。
こちらは、予約など必要なく誰でも立ち寄れるショップとなっています。

商品ラインナップは宮城峽蒸溜所の余市版って感じ。

蒸溜所限定モノは、
余市蒸溜所限定ブレンデッド。
ピュアモルトブラック。
ピュアモルトレッド。
シングルモルト余市構成原酒3種。
鶴。
蒸溜所限定のカフェグレーン。
蒸溜所限定のアップルブランデー。
スーパーニッカの蒸溜所限定ラベル。
アップルワインの蒸溜所限定ラベル。

今回は全ての限定商品に巡り会えましたが、
鶴だけは瞬殺でした。
宮城峽で品切れだったピュアモルトをお持ち帰り。

そして、やはり、現行品の、
余市、竹鶴、宮城峽、フロムザバレルなどのフルボトルは品切れ。
セッションの在庫だけは潤沢なようでした(笑)



ニッカミュージアムはウイスキー博物館。
こちらも誰でも予約無しで無料で見学できます。



やっぱり一番気になるのは、有料のテイスティングバーですよね。
宮城峽や白州のように、まだおひとり様3杯までの制限ありです。

昨秋発売されたけど、店頭で見かける事はまずない“余市10年”を試飲したかったのですが、
なんと、ここでも品切れ…嗚呼!!



悩んで選んだ3杯はこちら。

シングルモルト余市10年(旧)。
シングルモルト余市2000'S。
シングルカスク余市10年。

ちなみに、
それぞれ15mlで、
300円、
400円、
1,000円、
と格安、さすが蒸溜所価格!!



超ウルトラスーパーさいこ~!!

やっぱり余市はイイね!
シングルカスクが呑めたのは蒸溜所までやって来た収穫でした。
でも、一番安いシングルモルト余市10年が一番好み(笑)
ピート感が一番好きなタイプでした。



キルン塔から見学ツアーが開始となりました。

余市蒸溜所も宮城峽蒸溜所と同じく、
予約制の無料見学ツアーです。
試飲まで付いて無料なのはさすがニッカ。

それなのに、
有料の山崎蒸溜所や白州蒸溜所よりは人気が無い…。
予約受付日でも瞬殺される事は無いので余裕くれていました。

が、なんと、
本日の予約に限り通常時よりも人気があり、
帰路の飛行機に間に合う時間の予約が取れませんでした。

嗚呼…!!

祝日を甘くみておりました。
ですので、ツアーを最後まで見学する事は時間的に無理でした。
もちろん、最後のお楽しみ、無料試飲会も断念。



それでも、
ここに来られて、生でポットスチルまで見学できたので大満足!!
余市蒸溜所は、おそらく今では世界で唯一“石炭直火蒸溜”を行っています。



念願の生石炭直火蒸溜!!
これが見たかったのだ!!

石炭を投入すると物凄い熱風が。
大変な重労働です。
効率は悪いけど、品質の為にこだわって行っている蒸溜方法。
ウイスキーのこーいう所に惹かれます。

蒸溜は毎日行っているわけではないし、
石炭を投入する姿が見られるのは完全な運。
いいタイミングで見学できて感無量!!



竹鶴政孝氏、
日本に美味しいウイスキーを根付かせていただき、ありがとうございます!!

電車(汽車か!?)に間に合うギリギリまで見学させていただき、
慌てて余市駅から新千歳空港駅まで。



どうにか間に合いました。

余市から新千歳までは意外と遠いので要注意。
それでも帰路は、旭川空港ではなく新千歳空港を選択しておいて良かった。
北海道にいると距離感が少しおかしくなります。



今回は帰路の新幹線、“えきねっとトクだ値”を予約しませんでした。

前もって予定が決まっている行程のきっぷは、
えきねっとのトクだ値で購入するのがホントにお得なのですが、
時間変更が出来ない乗車券なのです。
自由席でも後続の便に乗車する事はダメ。

飛行機の遅延とかもあり得るし、
何より、羽田空港のここに寄りたかったのだ(笑)



空港で宮!!
宮といえばやっぱりハラミステーキ。



さいこ~!!

幼少期のご馳走が、今では無料お食事処。
幸せです(笑)

ここから先は、時間に追われる事はありませんが、
本日まだ最後のミッションがあるのです。
越後湯沢駅到着が22:00ちょっと前。
よし、まだ余裕で間に合う。



神立ナイターに突撃(笑)



12/8のかぐらオープンから続いている連続滑走。
普通なら本日で途絶えてしまう所でしたが、
土曜日なので神立ナイターは翌2:00までの営業。

祝日土曜日の混雑に耐えて良かった…。
でも、身体はクッタクタ、ヘロヘロです(笑)



昨年の北見帰りナイターよりは混雑していませんでした。



余市から神立へのハシゴ、
強行スケジュールスギル(笑)



ナイターの灯りに照らされたコブは美しいね。



カチンコチンだけど(笑)



ありがとー神立ナイター!!
おかげで連続滑走が途絶えずにすみました。



夜中のこのスペースはレンタル用品の乾燥に使われているのですな。

はぁ…、それにしても、
疲れスギテおかしくなりそうです(笑)

スキー場発表積雪量:225cm (+60cm)

使用板:GENTEMSTICK / IMPOSSIBLE
ビンディング:FLOW / NEXUS FUSION
ブーツ:K2 / TARO TAMAI SNOWSURFER

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