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月山の休日、宮城峽蒸溜所見学ツアー、仙台ハイボール&漬込みウイスキーセミナー編。

22-23シーズン 休日 天候:晴れ
5/27(土) 宮城峽蒸溜所で見学ツアー。





今年も月山遠征最後のミッションはこちら。
ニッカウヰスキー仙台工場、
宮城峽蒸溜所の見学です。



混雑する週末は月山よりこちらでしょう(笑)



ニッカの蒸溜所、
北海道の余市と仙台の宮城峽。
どちらも見学ツアーは無料です。

試飲まであるのに無料なのはとても良心的です。
それなのに、
有料のサントリー(山崎と白州)と比べると予約も取りやすい。
特に、交通のアクセスが良くない宮城峽は、週末でもほぼ空きがあります。

更に、
ニッカの蒸溜所見学は、様々な有料セミナーも開催されております。
前回は、“テイスティング&ブレンド体験セミナー🔗”に参加し、
お値段以上の至福のひと時を体験させていただきましたが、
今回は、
“仙台ハイボール&漬込みウイスキーセミナー”
の予約が取れました。

はたして、どんな内容なのでしょうか…!?



セミナールームから始まる有料ツアー。
先ずは漬込みウイスキーの説明から始まります。



仙台ハイボールと漬込みウイスキーの準備は万端ですが、



一旦外に出て製造工程の見学ツアーとなりました。



な、何ぃぃ!?

キルン塔に入れるの!?
これにはビックリ!!

通常の見学ツアーでは、外から眺めるだけです。
そもそも、キルン塔は現在使用はされていないので、
蒸溜所のシンボル的に残されているだけかと思っていました。



有料見学ツアーだけの特別コースだそうです。
無料のツアーでもほぼ全ての製造工程を見学できますが、
この特別感は嬉しい誤算でした。



昔はこの上でフロアモルティングが行われていたのです。
残念ながら見学できるのは1階のみでしたが、
実際にピートを触る事も出来ました。



そこから先は、
通常の見学ツアーと同じ行程です。



糖化~発酵~蒸溜と見学していき、
最後は熟成の工程なのですが、



ここでもサプライズが!?



通常は開放されていない6番熟成庫が開放されました。



ダンネージ式のこちらの熟成庫。
美味しい香りが漂っております(笑)

ウイスキーの製造工程はほとんどの時間が熟成です。
この“熟成”がウイスキーの魅力のひとつでもあると思います。
ただ長ければいいという簡単な話ではない。
もちろん短くてもダメだ。
時間だけでなく環境もとても大切。
熟成のピークを見極め職人が造りだすウイスキー。
工場で画一的に大量生産される製品とはひと味違う、
銘柄ごと、樽ごと、ボトルごとに違う個性が楽しめる、
だからこそ、魅力的なお酒になるのかな。

熟成中の樽を眺めながら“時”に想いを馳せます…。



通常の見学ツアーですと、
ここから先は無料の試飲タイムとなるのですが、
今回は再びセミナールームに戻り、
先ずは仙台ハイボール試飲会です。



仙台ハイボール宮城野を作ってみます。

材料は、
スーパーニッカとカルピス巨峰と三ツ矢サイダー。
甘すぎるのはどうかなと思ったので、サイダーの変わりに炭酸水で割ってみました。



さいこ~!!

普段ウイスキーは、ストレートかソーダ割りでいただきますが、
たまにはこんなハイボールもイイね。



こちらは、
仙台ハイボール青葉。
スーパーニッカと、ボルスグリーンバナナとウィルキンソン。

材料を見て分かる通り、
アサヒビール株式会社のプロモーションなのです(笑)

この様なハイボールが居酒屋などでもっともっと普及すれば、
ウイスキーへの“入口”として市場拡大に繋がるのかなと。

正直、
あまり割り材にこだわりすぎると、ウイスキーらしさが薄れてしまうかなとも思いますが、
ひとつのジャンルとしてはアリだと感じました。

でも、美味しいウイスキーはやっぱりそのままか、
無味無臭の炭酸割りの2択だなぁ(笑)



続いては、漬込みウイスキーです。



イチゴとパイナップルとコーヒーが選べたのですが、
何となくコーヒーにしてみました。

フルーツも美味しそうでした…。



焙煎されたコーヒー豆に砂糖を加えます。
甘すぎるのはどうかなと思ったので、砂糖はごく少量に。



ブラックニッカのクリアを注ぎます。



1週間ほどで呑み頃になるそうです。



専用の箱に入れてお持ち帰り。
ニッカのウイスキーでも一番安い価格帯のブラックニッカクリア。
それで漬けたコーヒーウイスキー、はたしてどんなお味に変化するのか!?

1週間後が楽しみです!!



見学ツアー、セミナーはここで終了。
後は自由行動。

売店と有料試飲コーナーに直行です(笑)

売店では、珍しく余市と宮城峽のNVフルボトルが沢山売られておりました。
鶴や蒸溜所限定系の在庫も潤沢で、大変賑わっておりました。



有料試飲は…、

シングルカスク宮城峽10年。
シングルモルト宮城峽アロマティックイースト。
シングルモルト余市10年(新)。



超さいこ~!!

シングルカスク宮城峽が美味しいのはもちろん、
気になっていたアロマティックイーストの華やかさも最高でした。

ですが、
余市蒸溜所でも売り切れで呑めなかった昨年発売した新余市10年。
一番安い1杯でしたが、これが一番美味しかった(笑)
現行品だけど、出荷量が少なすぎてお目にかかれないのが欠点です。



場内を散策し、竹鶴政孝氏の歴史を学びます。



日本に美味しいウイスキーを根付かせてくれてありがとうございます!!



さて、お腹も満たさなきゃ…、無料お食事処へ。



最近、松屋は松のやとの併設店が増えました。



とんかつ定食をおかずに、カレ牛がいただける。
牛丼、カレー、とんかつ、
美味しいモノを同時に色々いただける併設店、神です(笑)

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