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苗場1ゴンで行く筍山、ネマガリダケ狩り。

22-23シーズン 山菜採り 天候:晴れ
6/20(火) 苗場スキー場で筍狩り。





再び苗場スキー場へやって来ました。
しかし、今回はドラゴンドラの観光ではありません。

苗場スキー場、筍山でネマガリダケ狩り。

ご存知の通り、スキー場の山頂は苗場山ではなく筍山です。
筍山山頂から観える山が苗場山。
苗場山にはかぐらスキー場の方が近いよね。
スキー場が開設される順番が逆だったら、
かぐらが苗場スキー場、苗場は筍山スキー場になっていたかもしれない(笑)

そんな筍山、
冬はパウダーを狙いちょこちょこ訪れますが、
無積雪期に訪れるのは初めてです。

その名の通り、筍(ネマガリダケ)の群生地らしく、
以前から気になっておりましたが、
山頂エリアに立ち入れるのは、
地元の方と、山麓の浅貝地区に宿泊された観光客のみ。

ありがたい事に、今回は、地元の方にお誘いをいただき、
初めての筍山ネマガリダケ狩りが実現したのでした。



パウダー狙いの日とはまた違ったドキドキ感です(笑)



1ゴン山麓駅前に集合。

早い時期は2ゴン、この時期は1ゴンを稼働させてくれるようです。
今回は観光客は無し、地元の方のみで出発です。

地元の方は物々しい装備の山のプロって方ばかり!
筍狩りは山菜採りの中でもちょっと上級者向け。



ですが、
ゴンドラを使って狩場まで行けるので、ちょっとだけハードルは下がります。
山菜採りだけの為にゴンドラを稼働させてくれるなんて。
とても贅沢な気分です(笑)



雪が無い苗場の景色を堪能いたします。



雪が無いと全然変わってしまう本来なら見慣れた風景。

ここはチャレンジコースの入口。
大斜面ロマンスリフトの乗り場付近です。



みんな大好き苗場パウダーエリアも鬱蒼とした森です(笑)



1ゴン山頂駅に到着。

目の前は筍山。
一面の笹薮です。
パウダーから笹薮へ(笑)



スキー場のコースは草刈りがされており道になっております。



こんな所まで重機が入れて、夏場も作業をされているのですね!?

コース内は歩きやすい道ですが、
コースの外はほぼ笹薮。
つまり、
コース外に出れば筍天国って事です。



さぁ、筍ハンティングの始まりです。
道なき道を行くのでそれなりの装備が必要です。



身長より高い笹薮、
油断するとあっという間に迷ってしまいます。

春から初夏にかけて、
山菜採りで遭難のニュースをたまに聞きますが、
あれってほとんど筍(ネマガリダケ)狩りなのです。

視界の無い藪漕ぎ、
夢中になりすぎると、方向感覚マジで無くなります…。

そして、
道迷いと同じくらい怖いのが…熊です!!
美味しい筍、野生動物ももちろん好物なのです。
鬱蒼とした竹藪の中で偶然出会ってしまったら…諦めるしかないかな(笑)

本日もいくつかの食べ散らかしと、デッカイ排泄物がありました…。
まぁ、ここはスキー場であり、人の出入りが結構ありますので、
普通の山より偶然のバッティングのリスクは少ないと思われ。



遭難や熊のリスクに怯えながらも、
ついつい夢中になってしまうのです。
だって…、足元には無数の筍!!

嗚呼…さいこ~!!



本名:チシマザサ、通称:根曲がり竹、姫竹、細竹など。

筍と呼びますが、ネマガリダケは竹ではなく笹です。
一般的な筍は、孟宗竹などの竹の総称かもしれませんが、
雪国の筍といえば、このチシマザサ、通称ネマガリダケなのです。

雪融け後、他の山菜が一段落した6月くらいが旬。



冬季はパウダーの下で芽吹きを待っております(笑)



上の写真は今年の2月のモノ。
4ヵ月後、ほぼ同じ場所で筍採りをしているなんて…嗚呼(笑)



午前中だけで20kgくらい採れました。

本日、一番大変だったのは、
1ゴン山麓駅から南ゲートの駐車場まで。
重かった…(笑)

ゴンドラを使った筍狩りでしたのでどうにかなりましたが、
全行程徒歩だったらとても持ち帰れませんでした。
スキー&スノーボード以外でも索道に感謝する事になるとは(笑)



大漁です!!
とても食べきれないので、半分以上お裾分けしてしまいました。



筍山さいこ~!!



村のおやじ後夜祭から…、



地下での二次会。



久々にキルケラン。



早起きしてヘロヘロクタクタなのに、
閉店までアーライッ!となりました(笑)

夢の苗場筍狩り、
誘っていただきありがとう!!

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