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月山日記 その壱 【10-11 41日目 2011/6/1】




やっぱり、まだまだ滑り足りなくて
行っちゃいました、月山。

先週のかぐらは、あくまでかぐらでの滑り納めって事で。

もちろん、前橋から近い、
沼田・水上・湯沢方面じゃもう滑れません。

去年、初めてその存在を知った
夏スキーのメッカ
山形の「月山」

去年は、行くまでには至らなかったけど
その最大の理由である
車の運転が、今年のスキー場通いでだいぶ慣れてきた事もあり
今年は決意しちゃいました。

それでも、未知の領域である山形県。
往復走行距離は脅威の800キロ超えです。

とても日帰りで一人旅する距離ではありませんw

高崎まで行くのにも躊躇するわたくしめからしたら
到底無謀と思えるこの一人旅。

しかし、それ以上に
「雪」
が見たくて、出発を決意いたしました。

当日は、2:00起き!!
普段なら夕食の時間です。
ヒトカラ&呑み放しに、まねきに行く時間です。

なんとか起床に成功し、雪山独りグルメを用意し出発。

幸いなことに、前橋から月山ってほとんど高速道路なので
関越を乗る事にも慣れてきたわたくしめは
どーにか北関東道~東北道~山形道と
乗り継ぐ事にも成功しました!
ま、わたくしめの古いカーナビ
新しくできた北関東道に対応してなかったので
岩舟JCTあたりはかなり緊張しましたがねw

行きは結構とばしたので、到着は8:00ちょい前。
それでも5時間弱ですか…。
我ながらよくこの試練に耐えたもんだ。

駐車場に着くと。係員さんが環境美化代として1,000円徴収。
ま、こんな時期まで滑れて、自然を維持してくれているので
感謝したいくらいなんで安いもんですね。
ただ、去年からスキーを始めたわたくしめ
スキー場で駐車代って初めて支払いました。

そんな駐車場もやはりガラガラで
平日だからってのもあるけど、震災の影響もある事でしょう。
もちろん、群馬ナンバーなんてほかにありませんでした。
(地元の山形ナンバーばかりでした。)

駐車場からは、お目当ての月山、姥ヶ岳がよく見えます。
てっか、もう6月だというのに
バリバリ雪が残ってます!!

さすが、月山!!

まずは、恒例の
「朝ギネス」
で、独り乾杯!!

嗚呼…!
虚しいけど、最高に美味い!

雪山をバックにギネス…最高の贅沢です。
※写真1枚目。

今回は、3月以来ご無沙汰だった
「スキー」
を久々に、と。

着替えを済ませ
雪山グルメを準備し、いざリフト乗り場へ!

ま、噂はネットで聞いていましたが
遠い!!

駐車場から、リフト乗り場まで結構な距離を(もちろん雪道の登り)
いきなりハイクです。
※写真2枚目。

これも、月山。

そんじょそこらの整備されたゲレンデではありません。

見れば結構なお年のスキーヤーさん達が
板を担いでどんどんハイクしていくじゃありませんか。
正直、いきなり息切れして心が折れたけど
わたくしめも負けじと先へ進みます。

リフトはペアリフト1本。

高速リフトやらゴンドラやら
そんなシャレたもんは一切ありません。

普通のスキー場ならこれだけで
1日券4,600円は高いけど
月山なら仕方ない。

むしろ、こんな所でリフト営業してくれてありがとうです!

リフトに乗ると左側は一面雪だらけ!

なんと広大なバーンですこと!

この豊富な残雪
全て天然モノですよ。

先週まで営業したかぐらも素晴らしいけど
5月のかぐらは、11月12月の人工雪の下地があってこそのモノ。

もちろんここ月山には人工降雪機なんてシャレたモノはありません。
ってか4月まではリフトすら埋ってて営業できないのに
すんなモノ必要ありませんねw

しかし、リフトから眺めるその雄大なバーン
至る所に
「クレバス」
が大きな穴を開けて待ち受けています。
※写真3枚目。

なんでも震災の影響で例年はこんなに無いらしいです。

普通のスキー場だったら
こんなドデカイ穴だらけのコースは閉鎖ですよね。
それも、月山。

ってか、基本的にコースの整備とかも最低限しかしてないようです。
残雪が多い広大な山に、1本リフト造りましたから
どうぞ、ご自由にお楽しみ下さい!
みたいな場所です。

自然っていいですな。

…続く。
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