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やっぱりコブは楽しいね。

18-19シーズン 230日目 天候:曇り時々晴れ
9/5(木) 乗鞍大雪渓でスキー。



始まりと終わりが40°オーバーの超急斜面、
ただ怖いだけで滑走どころではないので、
滑走距離は短くなりますが始まりと終わりは捨てました(笑)



斜度変化が激しい第4ステージ。
この辺からだと一般的な30°程度の急斜面くらい。
それでも斜度変化でゴールが見えない恐怖心、
氷のバーンはちょっとしたミスで滑落です。



めげずに何度でも再チャレンジするK氏!
恐怖心の克服がここでは一番の課題です!?



ついに完走してしまいました…。



それでは、わたくしめも…。



さいこ~!!
に怖い(笑)

完走するまで何本再チャレンジした事か…。



休憩するにも、
最後のコブで板を外して、そこからはアイゼンを装着して慎重に。
毎年の事ですが、雪渓の下端が一番斜度が急で青氷になります。
雪渓の不思議なメカニズム。



それでも滑り込めば、コブの形は良くなるし、表面が削られ雪も緩みます。
何だかんだやっぱりコブって楽しい!!

しかし、
下段の氷上でキックターンにて方向転換しようとした時!



嗚呼…滑落!!…シャケ2号!?

捕獲されてしまいました。

キックターンで片脚を上げ支えるエッジが1点になった瞬間、
ツルツルツル~と滑落。
数メートルなので何事もありませんでしたが、
防護ネットが無かったら下の砂利まで止まる気配はありませんでした。

この急斜面の固いバーンで滑落したら、もう止まる術はありません。
そういえばグリップがピッケルになっているストックがあるけど、あれならイケルのか(笑)

滑走の恐怖心は少し克服してきましたが、
滑落の恐怖心は克服する事ができません!!



ん~いいコブに成長しそうな雰囲気なのですが、



我々は勇気ある撤退を選択しました。

楽しいと言えば楽しいけど、
アブナイ、怖いの気持ちを拭う事はできず…、
怪我のリスクなども考慮し、撤退が正解かなと。



未練タラタラで振り返ります。



色々な角度から振り返ります。
こちらはエコーラインの道路から。



例の期間限定湖沼。

蚕玉岳と剣ヶ峰の間からドロップするとここに辿り着きます。
3か月前、6月の同じ場所の写真がありました。
稜線からエコーラインまで、道路との雪の壁は2メートルくらいもありました。



今じゃ背伸びしないと雪渓が観えない…。
土砂が無ければギリギリ第4ステージが観える状況です。



ありがとうございました乗鞍大雪渓!!

一応、まだ、シーズンアウト宣言はしません!
これにてシーズンアウトになるかもしれませんが、
様子を見て12ヶ月目の滑走にチャレンジするかも!?

秋の紅葉スキー、
10月まで雪渓が維持されていればのお話ですが…。



ホシガラスさんの行動が活発になってきました。
ホシガラスに食べてもらう事で種子を拡散して繁殖するハイマツ。
その松ボックリを貯蔵して厳しい冬を生きるホシガラス。
ハイマツとホシガラス、素晴らしい自然の共存共栄です。

ナナカマドが緑のうちに撤退するのは寂しいですが、
松ぼっくりを狙うホシガラス、もう秋なのですな。



18-19シーズン(仮)お疲れ様でした会。
メープルの生ビール中ジョッキは、普通のお店なら大ジョッキでしょ!?
食事もビールもボリューム満点なのです(笑)



昨年11月の軽井沢から11ヶ月、大変お疲れさまでした。
しばらく休息とさせていただきます。

使用板:ROSSIGNOL / OLYMPIC 41
ストック:OGASAKA / LC-FS
ブーツ:K2 / PINNACLE 130

乗鞍大雪渓で夏スキー・夏スノーボード【取扱説明書】

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